子どもの視点で描かれるからこそ、残酷な現実がより静かに、そして鋭く胸に刺さる物語でした。
特別大きな出来事が続くわけではないのに、登場人物同士の会話や表情に宿る違和感が積み重なり、最後にはその違和…
始めの無邪気なベルリンの子供たちから、一転不穏な雰囲気に変わる中盤。
そして終盤は目を背けたくなる展開。 観終わって救いの無さに呆然。
否応なく「当事者」になってしまう恐ろしさを感じました。
しか…
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ドイツ人の子供目線で描かれるホロコーストに関する映画。
子供目線で描かれているので、見やすい映画でした。残酷な描写や難しい描写はないです。後味は悪いですが、これが戦争の事実なんだろうなと思います。…
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ずっと観たかった作品。
ユダヤ系題材の作品は弱く、ライフイズビューティフルもかなり泣いちゃうから、本作も同じだろうなとは思ったけど、こういう結末とは思わなかった。泣
仲良くなってもユダヤの少年の方が…
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どうすれば結末を変えることができたのか考えずにはいられない
姉のように素直に受け入れていたらこうはならなかったし、母が望んだように全てを隠し通してもこうはならなかった でもお母さんも実態は知らなか…
人生で一度は観るべき作品。けれど、もう一度観る勇気はなかなか湧かない。
鑑賞には体力と覚悟がいる映画だと思う。
アウシュビッツを題材にした作品というと、どうしても親衛隊に対して狂気的で残虐という一…
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この映画は、戦争を真正面から描くのではなく、無知と純粋さが生む悲劇を静かに突きつけてくる映画です。ナチス高官の家庭に生まれた8歳の少年ブルーノの視点を通して物語は進みますが、彼は戦争の意味を理解して…
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鬱映画と話題とのことで鑑賞
たしかに衝撃的なラスト…
中に入っていったあとの、何がなんやらわからず違和感を感じながらも、最後の部屋に向かっていくのがなんとも…
関心領域を観てからということで、
母…