初見から何十年も経っているので明確には覚えていませんが、第二次大戦中に作られた反ナチスのプロパガンダ映画。
大海原でイギリス人が十人前後、小舟に乗っていて変則的な密室状態。
そこに闖入してきたドイツ…
ヒッチコック強化週間w
‘44年の作品と云うことで、戦時中の為か、ナチスの扱いはかなり一方的。
極限の漂流状態で、それでもドイツ人はあんな態度をとるのかな?
それが、戦時下の軍人、と云うものなのか…
アメリカからイギリスに戻る途中の救命艇がナチスの攻撃によって沈没。
助かった人たちがボートに集まってくる。
航海士もおって太陽とか星から方角がわからんのか。
今回の小道具はコンパス。
人間の…
舞台が変化しないのに見せられるのはやっぱりすごいよね。敵が人間かどうか、死んだ人々しか判断できないっていうのは、考えさせられたな。自分が殺されてもなお、相手を人間だと考えられるのか。そうだとすると、…
>>続きを読む生き残った人々と限られた食糧、水。
極限すぎる状態に、昔観た白鯨を思い出した。
最初は全員助かろうとするけれど、
徐々に本来の醜い部分が見えてくる様がなんとも面白い。
CGもない中で、スミスの片脚…
貧民街出身の凄腕ジャーナリスト、理想主義的な工場経営者、反ナチの兵士、平和主義的な従軍看護師、権威主義的な黒人など面白そうなキャラがが乗り合わせた割には「あくどいナチス!」という結論で終わってしまっ…
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