「まわりは金色の栄光に輝いて見えるが、中の方は真っ黒に腐っている」、これがタイトルの金環蝕のこと。金環食の真ん中は真っ黒だが最後の文字が「蝕」というのが良い。
タイトルのセンスの良さもあるが、この…
まわりは金色の栄光に輝いて見えるが
中の方は真黒に腐っている
オレに二千万なら広野の大悟には
いくら出ているんだよ えぇ 幹事長
そんなことはどうだっていいじゃないか
要するに金…
2019 0206 ロイヤル劇場にて観賞。
某モリ○ケ問題的な話ね。大規模ダム建設についての談合、汚職、首相夫人の介入。
官話のメインは房長官と金融王の対決。終盤あたり予算委員会での追求で全て暴か…
化物対化物の対決が戦後政界の腐敗を背景に活写されている。かつて船舶疑獄(造船疑獄がモデルか)で暗躍した高利貸しの石原参吉(宇野重吉)が戦後の混乱でのし上がった乱世の梟雄であるのに対し、若手政治家黒金…
>>続きを読むいつの世にも存在する政治汚職献金、新聞とかで読むとなんか地味でネチネチとした世界だなとおもうけれど、ここで描かれるのもやはり地味でネチネチした人間たちだった。「金は政治の潤滑油」なんて嘯きながら裏道…
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