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「権力に告ぐ」に投稿された感想・評価

saskia

saskiaの感想・評価

2.8

記録


───────────
2021/№530◡̈*✧🌛
おうち映画№530
劇場映画№
ryoryosan

ryoryosanの感想・評価

3.7
ハゲタカどもに食い尽くされる図式は日本も同じく。
こういったエンタメで訴えていくという姿勢は韓国に分配があがるなあ。

長銀の売却や、東京相和からスター銀行への流れ。同じ時代にアジアはハゲタカに一斉に食われた。日本人も有耶無耶にし過ぎて、貧乏になってるよなあ。
ミク

ミクの感想・評価

3.5
労働者階級の人たちがギリギリで生きていることなんて、微塵も見えない権力者たちの愚行はなんとも暴力的。”ゴリ検”と言われながらも、許せない過去を持つ検事があげる声、超力強い。
税金払わず国外逃亡してる若造社長、アメリカ人ceo(?)は朝食食べながら重要な会議に参加、という分かりやすいハゲタカファンドの悪役描写もあるにはあるんだがここだけでしたね。

主役の検事はよく分からない理由で濡れ衣をかけられるも、このフックはあまりストーリーに機能していない気がする。
社会的に追い込まれるようなこともあまりなく、職務上は大した影響もないのであくまで進行のためのフックにしか見えなかったな。
権力が仕組んだ冤罪でもないからこの物語の動機としてはイマイチ弱い気がする。

裏で暗躍する元権力者たち。マスコミを賑わしてる最中に、あんな目立つ方法で闇に葬るというのが杜撰すぎませんか?
二回目は失敗してるし、やっぱ杜撰(´ω`)

韓国国民の敵であるファンドを悪役に出来ないので、必然、国内の権力の腐敗を暴く方向に向かうんだが、この描き方ではカタルシスは描けないし、描こうとも思っていないだろうから、なかなか難しい設定のお話作りになってしまったのではなかろうか。

最後に告発をする人は何かを失う人でなければいけない気もする。ここにハラハラするドラマがないので、クライマックスが盛り上がらないように感じた要因の一つに思えるのであった。
風来坊

風来坊の感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

2011年に韓国を騒然とさせたローンスター事件を基に描いた作品。
事実を基にしていますが、主人公の"ゴリ検"などキャラクターが立っているし、淀みなくスムーズに物語が進行していくのでかなり脚色して盛っている印象を受けます。

セクハラ疑惑としても調査が終わるまでは、職務停止とかになるんじゃないのかなと思う。
あまりお咎めなく検事の地位のままでいられるというのはちょっと強引かなと思いますね。ただ…韓国特有のものかも知れないので何とも言えない。

脚色はしているものの玉虫色の決着は事実そのままでしたね。まあここを変える訳には行かないでしょうね。グロとかじゃない胸クソでモヤモヤ…。
問題提起の部分もあるのでかなり事件の細かい部分を丁寧に描いてはいましたが、映画としての面白さは今ひとつに思いました。

日本でも東京スター銀行設立の暗躍や課税問題で知られるハゲタカのローンスターファンド。結局は欲の塊の韓国の政治家や利権に群がる人物達が、ローンスターに手玉に取られて玉虫色の決着。バカを見たのは庶民という図式…。日本でもここ最近は珍しくなくなりましたね。

私はこの件はこういう事件もあったなぁという程度の知識しかないので充分にはこの作品を楽しめなかったかなと思います。
韓国経済や世界経済に詳しい方が見ればまた違った評価なのかなと思います。

まとめの一言
「ブルータスお前もか」
観たつもりやったのに
難しかったかな❓😅 半分寝てたみたい。
機会があれば、もう一度観よう…
ko1

ko1の感想・評価

3.7
実話です。
金とか名声が正常な判断を鈍らせるという典型的な例を権力を持った汚い国の頭がやっていて、それを1人の検事が立ち向かう話。
韓国の映画を観ていると日本人なら誰かなぁと想像しながら観るけど、主人公の最後の演説は、緑のミリタリージャケットを着た織田裕二に是非やって欲しい!!

最初つまらないと思ったけど最後挽回します。悪くない話です。

何が凄いってまだ関係者誰も捕まってないのに、映画制作にあたり圧力かからないのかなと思ってしまった。
「毒戦」から立て続けのチョ・ジヌン、なかなかの熱血漢役浸透してきました。韓国至上最大の金融スキャンダル「ローンスター事件」の実話ベースに、今度は、ゴリ押し捜査の検事、通称「ゴリ検」 が、国家規模の不正を暴き、立ち向かう骨太社会派ドラマ。政府高官、金融庁、検察ズブズブ、証拠隠滅殺人ありありの王道展開。「公明正大」、叩きつける検察バッチ、、、これが、いまだに逮捕者なしって、実話が凄い。
“食い逃げ論議”を巻き起こしたアメリカ系プライベート・エクティ・ファンドの「ローンスター」による「韓国外換銀行」の売却事件をもとに、「折れた矢」などの社会派作品で知られるチョン・ジヨン監督が「毒戦 BELIEVER」のチョ・ジヌン主演で映画化した本作は、金融資本主義が支配する世の中で、「自分さえ豊かならいい」という苦い時代情緒を浮き彫りにしていく。
チョン・ジヨン監督は本作について「情報を持っている人々が私たちをどのように独占しているのか、私たちは何も分からないまま、ただ生きているんだな、ということを共に議論してみようと思った。」と述べている。
主人公のソウル地検のヤン検事は、嘗て当て逃げ事件で聴取した大韓銀行職員スギョンにヤンにセクハラされたと遺書を残して自殺されたことで停職処分をくらってしまう。
ヤンは濡れ衣を晴らして汚名を注ぐ為に、巨悪が蠢く事件の闇に“ゴリ検”の異名そのままに強引に介入していく。
本作はフィクションとはいえ、実際の事件の概要をかなり忠実に描いているということで、観ていると改めて「長いものには巻かれろ」的な展開にげっそりする。
恫喝や懐柔されながらも“ゴリ検”のヤンは、果たして信念を貫くことが出来るのか?
本作は韓国で起きた金融スキャンダルを描いているが、描かれた内容は決して“他人事”ではなく、我々が知らないだけで既に起こっているのかもしれない。
ゴリ検 熱血。笑える、社会派映画。こういった実話に基づくスキャンダルを映画に出来る韓国はすごい。
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