偶発性、不条理、絶望、全てが完璧に整然と鮮やかに詰め込まれている。メキシコの地でのメキシコ語翻訳の一挙手一投足がサスペンスフル。簡潔で鮮やかなオープニング、あっさりしたエンディング。道に佇むシルエッ…
>>続きを読むヒッチハイクで乗せた奴がヤバい奴だった!というなんてことない、何作も作られている様な話だし、派手さもないのに何故かずっと緊張感があった。
強そうな男2人対連続ヒッチハイク殺人鬼という構図がとても面…
面白い!アイダ・ルピノ、映画上手!
ほぼ拳銃で繋がれた3人の地味な攻防戦なのに、ジリジリと緊張感を高める。
人質2人に対する殺人犯の表情。寝ているのか見られているのかわからない絶妙さ。
2対1の構図…
見終わって知ったけど女性監督が撮ってるのや🎥✨冒頭からこの2人の所に乗ってくる殺人ヒッチハイカー大丈夫と心配になるけどまぁ普通にこの2人が強そうやし笑
なぜこの2人連れていくんやろ思うけど笑
それ…
これを撮ってるのがルピノっていうのが痺れる。俳優さんもセレクトしてるのか、殺人犯マイヤーズが絶妙だった。冒頭の足元だけの殺人現場の見せ方や、マイヤーズが2人の車に乗り込んできた時の顔半分隠れる車内の…
>>続きを読む◎ フリージャズピアニストPaul Bleyのアルバム'Open, to Love'から曲目で知ってずっと気になっていた女性監督Ida Lupino。
砂漠や荒野に囲われた道での無骨な男達の攻防から…
RKO製作の低予算B級カテゴリーの作品でありながら、今やフィルム・ノワールの古典とも評価されるアイダ・ルピノ'53年監督作品。
日本未公開であり、当時はもちろん現在でさえ再評価はおろか取り上げられる…
"ヒッチハイクを乗せただけなのに"
ルドガー・ハウアーがヒッチハイクキラーを演じた傑作『ヒッチャー』の元ネタ。初の女性監督による米フィルムノワールで、以降のヒッチハイク映画に多大なる影響を与えた。…
ひっきりなしに繰り返されるドアの開閉。
ただ一つの場面を除いて登場人物は走らないし、(車が主題であるのに)速度感がまるでない。
最終盤の逮捕劇も、ショットの簡潔さとは裏腹に、ややゆったりした気味悪い…