物凄くシンプルで殺人鬼×脱出モノとしてはあまりにも静か。しかしそれがリアリティと緊張感を増長させ、鑑賞者たちを簡単に人質視点にさせてしまうのだから恐ろしい。70分という短い映画だけれど、要らない部分…
>>続きを読む現代もだけど、1950年代には尚更稀少な〈女性監督〉アイダ・ルピノ作品。(あえて男だ女だいう必要もないことはわかっているけど、特にこの時代ではすごいことだと思う。)
しかも出演者がむくつけき男ばかり…
配信で。RKO。「ハイシェラ」「ジュニアボナー」などに出演した名女優アイダルピノが監督したノワールサスペンス。仲良し二人組が出掛けた先で、ヒッチハイカー連続殺人犯人を乗せてしまい、悪夢のドライブが始…
>>続きを読むこういうの!って感じの活劇養分が得られる。後部座席で命を狙われて続ける恐怖、疲弊する肉体、逃亡、捕縛、手に汗にぎる行動にいとまがない。最後のボディブローもカタルシスが効いてます。意外と地味なパンチだ…
>>続きを読む女優でありながら女流映画監督の先駆けでもあるアイダ・ルピノ監督作品。
連続殺人犯をヒッチハイカーとして乗せてしまった男2人が、殺人犯に脅されながら逃亡のための目的地に向かう。
初めて彼女の作品を…
ルピノの監督としての剛腕ぶりがよく分かる一作。とはいえ、女性映画っぽさはあまりない。
張り詰めた緊張感のコントロールが見事で、派手さはないがリアリティを確保しながら、恐怖感が凄い。
生身の人間と相対…
犯人の背後や足元を映すだけで犯行を手際よく描いていく冒頭から引き込まれる。久々に冒頭から映画にのめり込むという体験ができた。主要な3人の登場人物たちの話だけで70分面白さを維持できるアイダ・ルピノの…
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