愛に関する短いフィルムの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『愛に関する短いフィルム』に投稿された感想・評価

apple
4.0

愛は身勝手で、破滅的で、純粋であればあるほど美しく、官能的だと思う。
でも純粋な愛は壊れやすい。

彼がデートとしてアイスクリームを食べにいく事を提案したり、バスに追いつく事というデートするための彼…

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yuuki
4.3
想像の5倍純愛。

恋の病、望遠鏡、牛乳。

少年は孤独やったと。

二人が持つ空間の距離とか、ラストの女性が苦しみを自覚するところとか、恋の病という久々に聞くワードとか、面白かった。廊下とかベッドの赤と、夜の青が点が許し給うすべてを想起させる。苦しいと悪ぶりたくなっ…

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Nao
3.5
年上女性の部屋を望遠鏡で覗く青年の歪んだ愛の物語。赤いステンドグラス。孤独がテーマで部屋の雰囲気も『トリコロール青の愛』っぽい。お母さん笑
”身を切るような孤独を知っている者だけが、人生の美しさを真に享受することができる。”~クシュシュトフ・ケシェロフスキ~ ハイ、そのとおりです。
3.5

観念的な愛(プラトニックな愛といってもいい)はキスも身体も必要ではなく、ただ精神的に見る、見られる、という繋がりの中で、彼彼女らの心情にどうすれば寄り添えるのか?を考えることだった。

特に、痛みに…

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4.9
見る、見られるの応酬

郵便局のガラス越し、穴

割れるガラス、望遠鏡

牛乳瓶、したたる

牛乳瓶を引きずりながら駆け回る

殺人に関する短いフィルム
愛に関する短いフィルム
の2作品は、当時映画版としても公開されたらしく、単独でDVD販売されている

元々デカローグの10話をTVドラマ?シリーズとして作成中に、5話と6話…

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4.0
拗らせちゃった童貞のストーカー物語なのだけど、これは面白かった。淡々と進むのだけど、撮り方がやたら上手いし緊張感もあって良かった

映画を構成する全ての過程も、所詮愛に付随するものでしかないという哲学
湿度高い感じでロマンスを撮りきった感じがメロい。セックスが、ニヒリズム的に意味の無さないものとして放置されてるのが、逆に愛に飢え…

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