愛に関する短いフィルムの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『愛に関する短いフィルム』に投稿された感想・評価

4.5

青年が「もう覗いていませんよ」と郵便局の窓口で告げて終わる、テレビ向けショートバージョンのほうが、こちらの劇場用ロングバージョンよりも、ドライで味わい深く思う。



クシシュトフ・キェシロフスキ…

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クシシュトフ・キェシロフスキ「 デカローグ」第六話「ある愛に関する物語」を再編集・再構成した作品。「デカローグ」とエンディングが異なる。好みとしてはオリジナル版「デカローグ」の方だが、ロングバージョ…

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け
4.5

ストーカー冥利に尽きるな やばい男とやばい女だから成立してるだけだけど、え?とはなりつつ2人の行動理念がなぜか理解できるから純愛物語として説得力あった 変だけど
映画的で不思議な話 見ると見られるの…

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樹
-
告白してしまうのか、!と驚いたけど
視点が逆転していくのとかよかった
身体を触らせるところ切ない
apple
4.0

愛は身勝手で、破滅的で、純粋であればあるほど美しく、官能的だと思う。
でも純粋な愛は壊れやすい。

彼がデートとしてアイスクリームを食べにいく事を提案したり、バスに追いつく事というデートするための彼…

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yuuki
4.3
想像の5倍純愛。

恋の病、望遠鏡、牛乳。

少年は孤独やったと。

二人が持つ空間の距離とか、ラストの女性が苦しみを自覚するところとか、恋の病という久々に聞くワードとか、面白かった。廊下とかベッドの赤と、夜の青が点が許し給うすべてを想起させる。苦しいと悪ぶりたくなっ…

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Nao
3.5
年上女性の部屋を望遠鏡で覗く青年の歪んだ愛の物語。赤いステンドグラス。孤独がテーマで部屋の雰囲気も『トリコロール青の愛』っぽい。お母さん笑
”身を切るような孤独を知っている者だけが、人生の美しさを真に享受することができる。”~クシュシュトフ・ケシェロフスキ~ ハイ、そのとおりです。
3.5

観念的な愛(プラトニックな愛といってもいい)はキスも身体も必要ではなく、ただ精神的に見る、見られる、という繋がりの中で、彼彼女らの心情にどうすれば寄り添えるのか?を考えることだった。

特に、痛みに…

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