70年近く前の作品にしては、かなり攻めた内容だと思う。新薬といいつつ、あの副作用の混乱ぶりから、まだ治験の段階だったのでは?という気も(医師たちの何か意味ありげな顔のアップがそう思わせる)。最後は昔…
>>続きを読むヤク中映画。大病を患った父親が薬の副作用で狂っていくも、服用を止めると死んでしまうため八方塞がり状態で家庭が壊れていく。
幸福な描写の次は必ず不幸が倍で返ってくるレイ映画の真髄。引き伸ばされた影が…
2024.3.30 29-37
終盤の夫が狂って息子を殺そうとし、それを食い止めるウォーリーとの取っ組み合いのシーンが良かった。
薬の副作用で「精神病」とされる夫が典型的な家父長的振る舞いをする…
だいたいあらすじから予想できる展開を辿るのだがドキッとするショットが挟まれて面白かった。16mmフィルム素材の退色で色彩はあんまりよくわからなかったけど。
現代日本にも極端なマチズモ的教育論を主張す…
このレビューはネタバレを含みます
息子が特殊能力を持ってない「シャイニング」
教師とタクシー無線の交換手を兼ねるエドが難病になる。医師に処方された苦痛を和らげる薬は精神的な副作用があり、それによるパラノイアで石原慎太郎みたいな態度…
「死ぬまでに観たい映画1001本」949+212本目
めちゃくちゃ画質の悪いYouTube で観る。映画館の中で撮影したものか。
教師のエド・アヴェリーは、苦しい生計のために、夜間、妻のルーと息子…
再鑑賞。
超絶大傑作!薬の副作用で狂っていく男の心情を見事に表現しきりまくる画面設計に狂酔する。色彩、陰影、構図、配置、動線、セリフ、的確じゃないところがない程に全てが完璧かつ狂ってる。特に色彩設計…
原色が映えるシネラマの贅沢な構図の中、どろどろの家庭の崩壊が描かれるギャップが面白い秀作。変な病気にかかった主人公が、その服薬治療をしていくうちに、薬の作用によってどんどん尊大になっていき、家庭に不…
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