表向きは映画館の館主、裏では破壊活動をする主人公カールと、彼の妻、そして彼を追う刑事テッドを題材にしたサスペンス。
カールの能力のなさが災いして、甥っ子である少年を巻き込んでしまう終盤は物悲しい。…
#どうしたヒッチコック
#ミステリーでも無く、サプライズに頼る訳では無いヒッチコック流"サスペンス"は健在だが。。
#各キャラ印象が弱いので感情移入薄め
#キャスティングが原因か?
#スティービー(…
このレビューはネタバレを含みます
ヒッチコック作品は何作か観てるけどこれはそこまでだったかなぁ。
罪もない子供が死ぬのも。。。
前半が冗長だった。
爆弾を持った少年が時間までにきちんと辿り着けるか手に汗握る展開で、時計と少年を交互…
正直なところ面白くはない。
ただ相変わらず緊迫した場面の魅せ方や演技には惹かれる。ナイフを取るまでの葛藤とそれに気付いた夫との間の無言のやり取り。このシーンだけで一気に評価が上がったが、ここに至る…
子どもが運ぶ爆弾。刻々と迫る起爆の時間。
子どもが爆弾を運ぶという演出は、ギリギリで爆破回避してハラハラしつつも一安心、というのが普通だと思うのだけれど、今作ではそのまま爆発して子どもは犠牲に。
…
ヒッチコックのイギリス時代のサスペンスで製作は1936年。
映画館主はテロリストで警察は内偵を進めていた。
一緒に住んでいるのは美しい妻と、その弟。
男は時限爆弾を手に入れ、義弟を騙して運ばせるのだ…
この時代のイギリス映画の特徴なのか、映画というより舞台的な演出に感じる。時限爆弾の時間的処理がイマイチで、これにはヒッチも後年嘆いていたとか。
後年の階段の要素がここでは映画館の暗闇になっていて、最…
このレビューはネタバレを含みます