復讐は俺に任せろの作品情報・感想・評価

「復讐は俺に任せろ」に投稿された感想・評価

T

Tの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

これも良いよねー。警察も手出し出来ない悪党と渋い刑事の睨み合い。死にゆくデビーに奥さんのことを(彼女のことを尊敬しているからこそ)話すラストシーン、感動した。バニオンが管理職になり、変わってゆくであろう警察を仄めかし映画は終わる。ラングの中で最もわかり易い作品ながら、人間の欲を巧みに抉り出す練られたプロットだった。瞬間的な画面の格好良さは他作品から劣る気もするけれど、傑作に違いは無い。
MASAYA

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3.8
とある巡査の自殺からマフィアとの繋がりに気づいてしまった警部の話。

首を突っ込む突っ込まないは男の自由。しかし上からは手を引けとの圧力。そうこうしているうちに身内が殺されてしまい、復讐に燃えることに。

見事。
細かい描写が非常に丁寧。

キャラクター1人1人に感情移入必至。

小説『ゴッドファーザー』のマイケルとアポローニャを思い出さずにはいられなかった。
abe

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フリッツ・ラングにどっぷりハマってしまっている。90分なのに見所が多いし、とにかく見やすい!50年代の映画とは思えない!素晴らしい
鴉

鴉の感想・評価

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登場人物全員に魂が宿っているような、それぞれの葛藤や背景が垣間見えるような、上品で巧みかつ深い洞察力を感じるストーリーテリングであった。ドラスティックな展開も良い。やはりラングは信用できる。
人生は博打のようなもので勝ち馬に乗ってナンボ。だから、権力者側に付いてしまうその気持ちはよく分かる。しかし、不正や汚職はバレるもの。目先の利益に目を眩ませず、よーく見定めるべき。良くも悪くも大衆の怖さというのは馬鹿にできんからね。
pier

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4.2
悪女の代名詞グロリア・グレアムが今回ちょっと違った立ち位置なのが良い。
彼女の顔に珈琲かける人間のクズ、リー・マーヴィン。すでに強烈。
『死の接吻』で車椅子の老女を階段から突き落としたリチャード・ウィドマークとどっちがサイコ野郎かという話。
容赦ない展開でメチャクチャ面白かった。90分でまとめあげるこの手腕よ。作劇、カメラワークのすべてに無駄がない。
ハマオ

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4.3
初のフリッツ・ラング監督作品という事で拝見したが直情型で敵は多いが有能な刑事を中心に話が進んでおり、強引さを感じたがスムーズに話が進んでいく。
撮影では、主人公の刑事を演じるグレン・フォードを全編に渡って魅力的に撮ろうという気迫を感じカッコよく撮られており成果を出す事に成功している。
登場人物たちもそれぞれキャラが立っており、フィルムノワールで度々現れる登場人物を破滅に導く女性(ファム・ファタール)は登場するが
他の映画では見ないような展開を行っていることも斬新だと感じた。
名監督と名高いフリッツ・ラングの作品の中でも、傑作と知って見たが名声の高さが名折れしない作品でした。
cap

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憎悪、復讐、殺人、運命に挑む戦い。全ての作品で貫き流れるテーマ。
顔に傷。
グレン・フォードが堰を切ったように奥さんの事を語るくだりはグッとくるね。
爆破された車から奥さんを引っ張りだすのは微妙。ダサい。もっと他の描写があるはず。
この尺で良く出来てるけど突き抜けてない感じかなぁ。
おそらく舞台はニューヨーク。腐敗する警察。突然訪れるファイトシーン。車の爆発。そして何と言っても沸騰したコーヒーを女の顔にぶっかけるリー・マーヴィン!醜い顔半分を隠すように死ぬグロリア・グレアムが泣かせる。過去の過ちが画面から消える瞬間である。
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