アニキ・ボボの作品情報・感想・評価

『アニキ・ボボ』に投稿された感想・評価

映画という媒体の魅力が多分に含まれた、マノエル・ド・オリヴェイラの驚異的初長編。

かつてのジャン・ヴィゴや後のフランソワ・トリュフォーにアッバス・キアロスタミらが作ったように子供らの感情の機微が瑞…

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溺死
3.4
オリヴェイラの初長編。「アニキ・ボボ」はポルトガルでのケイドロのこと。映し方の優しさに、子供が応えるように元気を振りまくネオレアリズモの先取り的な少年(+少女)活劇。開始30秒の勢いに笑う。
4.5

特集上映中、マノエル・ド・オリヴェイラの伝説の長編処女作📽️『宝島』に続き、もう1つ子供が眩しい映画🍧

タイトルの『アニキ・ボボ』とは、
所謂“ドロケイ👮‍♂️🏃‍♂️”の意。

オリヴェイラは後…

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tntn
4.5

最高だった。楽しくて、愛おしい。
バキバキのライティングで描かれるドロケイ=アニキ・ボボ、アニキ・ベベ。危なっかしい子供達のアクションはもちろん面白いけど、初めてショーウィンドウに人形を見つめる場面…

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3.8
Manoel de Oliveiraz(1908-2015)
4.1

オープニングは『新学期 操行ゼロ』を、そして『トリュフォーの思春期』を、素人だというきらきらとした瞳の子どもたちの演出はキアロスタミよりも清水宏を髣髴とさせる。「アニキ・ボボ」(刑事と泥棒)という遊…

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cil
4.0
オリヴェイラはこの頃から天才的
ジャンヴィゴやトリュフォーと比べても遜色ないし、無邪気なまでの映画愛と強かな照明設計にやられる

オリヴェイラの長編第1作。ドゥロ河周辺に住む素人の子供たちが出演。小学生の子供たちの遊び、アニキ・ボボ(刑事と泥棒)ごっこ。その遊びのリーダーは温厚で、好きな女の子がいるが、ほかに二人の粗野な少年も…

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落下と上昇
子供たちが生み出す純粋運動それを正確に撮影するオリヴェイラの技術! 破壊の誘惑

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