カラフルの作品情報・感想・評価

「カラフル」に投稿された感想・評価

aoi

aoiの感想・評価

3.6
うまく言えないけど、考えさせられる作品でした。
異世界転生の面白い部分は、身体・環境条件が変わることと、体が入れ替わっての知識の持越し。初期条件がわかっていく謎解き感も楽しい。ペルソナを破壊→再生することが人生の展開に適合する方法なのかも

このレビューはネタバレを含みます

この話は綺麗な家族愛のでもなく、美しい友情の話でもなく、ただ人生に絶望した少年とそれを取り巻く身勝手な人達の話。問題がありすぎる環境に絶望して自殺した気持ちもわかるし、それで誰かが変わろうとしたならいいけど、そう変われない。自分が確固たる意思を持って人生を歩めるほどの強い人間でもない。結局、それなりのことをそれなりに、周りに合わせてする、というのも悪い人生では無いんだな、と思う。廃線をただ歩くことや、食事を一緒にすることがこんなに美しいことだとは、思わなかった。大昔に原作を読んだ時には分からなかった感情。当時読んだ時も、すごい話だな位には思っていたけど、大人になってみて、ようやく推薦図書である意味がわかった気がする。
原作の方が細かく書かれているはずなのに、アニメの方が人間的で生々しい

描写が生々しすぎて吐きそうになる
人間て気持ち悪い

原作だとほんの数行だった部分を映画では上手く脚色していた部分が特によかった

子供の頃カラフルのテーマをちゃんと理解出来なかったが、あらためて観ると分かりやすく心で見れた

『聲の形』もテーマが被っていて、よりリアルタイムで思春期を送ってる人にもテーマ伝わりやすいと感じた

子供にとってのお母さんの手
手フェチの僕は痛いほど分かった
こなつ

こなつの感想・評価

3.6
芸能人を声優に起用すると結構あれこれ言われるけどこの作品はそれでよかったと思う
知られてないけど名作。
心に余裕があるときに見たほうがいい。
わあ〜懐かしい!この原作を映像化するんだ!ってすごく衝撃を受けた気がする。

このレビューはネタバレを含みます

いま一つ刺さるものがありませんでした。マコトがヒロカに「いろんな色があっていい」と話す内容自体はイイ話だと思います。一方でマコトが中学生にしては老成した悟りに至ったキッカケが何だったのか、ピンと来ませんでした。

ジサツの前と後でマコトを変えたのは何だったのか? それはジサツをしなければ得られないものだったのか? もしそうであれば、それはジサツを肯定することにならないか?

マコトにはたまたま修行の抽選に当たるという幸運があっただけで、その他大勢の死者たちには救いは与えられないのか?

マコトを変えたのが早乙女くんの友情であれば、それはマコト自身の修行によるものではなく、称えられるべきは早乙女くんの分け隔てのない人徳ではないか? 彼との出会いがジサツの後でなければならなかった理由は? どうにも腑に落ちないです。

「ジサツしてもプラプラクジに当選すればやり直せる」では納得が行かないです。救いは死を選ぶ前にあって欲しいと思います。
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