道連れの連帯。運搬・仕事そのもののサスペンスから、情欲のサスペンスへの移行。過酷労働・金欠という嫌悪・恐怖の対象、または真逆の愛情。それらによる動機付けや、各人物のキャラクターと展開が秀逸。弟の兄に…
>>続きを読む途中から出てくるアイダ・ルピノの狂気的な演技は全てを持っていってしまう。自動扉への強迫観念的な発狂がすごい。ジョージ・ラフトとハンフリー・ボガードはあまり似ていないが、横顔だけみると兄弟のように見え…
>>続きを読む酒場で取り立て人の道を塞ぎ、放り出す際の滑らかな動き。値段交渉時のボガートの可笑しい身振り手振り。線を越えること。電柱に阻まれた会話、ガードレール、白線、センサー。ひとりでに動く扉に恐怖。アイダ•ル…
>>続きを読む片腕を失うほどの事故さえも、どこか他人行儀に描かれる楽天性からは到底考えられぬフィルムノワールへの転調に、こうも変わった映画だったのかと心底驚いた。
常に忙しなく画面を横切りつづけるアイダ・ルピノが…
人物を演技の中で動かすのが抜群にうまい
行動でストーリーが展開していくので語りのテンポがいい
シャッターを使うシーンの演出は傑出していた
シナリオがなんの話を描いているのかが一貫していない
意…