孤独な場所での作品情報・感想・評価

「孤独な場所で」に投稿された感想・評価

Ricola

Ricolaの感想・評価

4.1
殺人の容疑をかけられた脚本家のディクソン(ハンフリー・ボガート)は、隣人のローレル(グロリア・グレアム)の証言のおかげで疑いが晴れる。
このことをきっかけに、2人は恋仲になる。
しかし次第にディクソンの暴力的な一面が明らかになっていき…。


ハンフリー・ボガート、ますます好きになった。
彼の怪演ぶりには冷や汗かくほど怖かった。

愛しているけど身の危険を感じるローレルの葛藤、カッとなる自分を止められないディクソン…。
実は切ない物語なのだ。

「孤独な場所で」というタイトルがぴったりくる作品だった。

また、音楽の使い方がとても好きだった。
dude

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4.1
お手本のような心理ドラマ。ヒッチコックの『断崖』とは違って二つの視座があるので、男女の行き違いにこそサスペンスが生まれる。脚本家役のボガートが台詞に頼らない脚本の書き方について話すような場面もあって印象的。
アル中の元名優やノイローゼ気味の脚本家はハリウッドノワールかくあるべしという感じ。ボガートには問題があると思いつつも感情移入してしまう。原作ものや再映画化ばかりなのはいつの時代も同じか...。
teraishota

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5.0
このやるせなさに光を当てる事が映画の役目だとニコラス・レイ監督は教えてくれる
なお

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3.0
脚本家のディックは女性殺しの殺人容疑をかけられる。ディックがイライラしてすぐ人を殴ったり殺しかけたりするから、恋人も女性殺しの犯人かもと疑うように。そりゃ逃げ出したくなるわ!
恋人役のグロリア・グレアムが美しい。
家政婦が掃除するのにくわえタバコはダメでしょ~
ハリウッドの有名脚本家がかけられた殺人容疑のアリバイを隣人の女が証言したことで2人は接近し、深い仲になるが、男の複雑な人格の端緒が現れるにつれ、女の心の中に疑惑と恐怖が募っていく。前半はミステリ的に進んでいくが、後半はノワールになる。ハンフリー・ボガードにはめずらしい、狂気と混乱を基調としたキャラクター。恋愛とノワールの親和性が高く、情が狂気の増幅装置として効率的に作品世界をドライブしている。
2018.3.11 DVD(字幕)
otom

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4.0
昨日観たベルトルッチの映画にニコラス•レイの名前が出てきたので、流れで鑑賞。ボギーらしくないと云えばらしくない不安定な男にグロリア•グレアムの不安定な女心、更にはニコラス•レイの敢えての不安定なミスリード。ボギーで始まりボギーで終わる、なんとも無情な一本。良作。
キよ4

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知り合ったばかりの娘が絞殺死体で見つかり疑いをかけられる脚本家ディクス そしてディクスのアリバイを証明してくれた向かいに住む女ローレル ふたりはいつしか恋仲に だが警部はディクスを疑い続ける
感情を出さないクールで冷徹なディクス かと思うと見境なくカッとして露わになる抑えきれない暴力性を持つディクス
次第にローレルはそんなディクスに疑心暗鬼になり心が乱れ葛藤するようになる...
殺人の場面を再現する推理を披露するディクスの顔が狂気に満ちている 怖いくらいの迫力
サイコサスペンスにして悲痛なる恋愛映画の傑作
kentaro

kentaroの感想・評価

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この孤独な場所

あのシーン。あの眼。
必見です。

ニコラスレイには、とっつきにくい印象があったが、これはコメディあり、サスペンスあり、ロマンスあり、と緩急あり、完璧です。

ラスト、ん〜、これだよこれ、ニコラスレイ!
u

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3.8
主人公の二面性が徐々に明らかになって、事件の容疑者として疑われていく過程がとにかく面白い。

ハンフリー・ボガードが癇癪を起こす場面で、周りの友人がそそくさと退散しててクスリときた。
いつかは観ようと録り溜め ニコラス・レイ「孤独な場所で」

いまだに私の中では「理由なき反抗」の監督。
つまり「未知」の方です。
後のフランスヌーベルバーグにも影響を与えた上記以外のニコラス・レイ作品をめでたく鑑賞できました。
処女作「夜の人々」もいつか必ずめぐり逢いたいです
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