ニコラスレイ監督
脚本家と彼の仕事のお手伝いをする女
感情を出さないはずのハンフリーボガートが変わったいくあたりから疑念を持たれ始める。疑わしきは推定無罪でわあるけど、
最初は女の方が怪しく感じらた…
加藤幹郎著『映画ジャンル論 ハリウッド映画史の多様なる芸術主義』にて言及あり(『ヤヌス神ハンフリー・ボガード』)。
加藤幹郎が何度となく強調するように、フィルム・ノワールというジャンルを貫いているの…
ハンフリー・ボガート演じる「疑わしき主人公」型の特異なフィルムノワール。神経質で癇癪持ちの有名脚本家の主人公が、殺人事件の容疑者になったが、それを機に同じアパートに住む女優(グロリア・グレアム/初登…
>>続きを読む『ビガー・ザン・ライフ』のジェームズ・メイソン然り、ニコラス・レイに男が狂っていく様を描かせたら天下一品。序盤から時間が経つにつれ脚本家の暴力性が垣間見え、愛と現実の間で葛藤する女。脚本家が怪しく見…
>>続きを読む暴力的な二面性を持つ主人公が殺人を犯したのかどうか、という謎が推進力になって進むメロドラマ的フィルムノワール。
やはり主人公の暴力性が発露するシーンのインパクトが強い。中盤の危険運転のシーンはかなり…
分解して要素だけ取り出せば『パンチドランク・ラブ』のアダム・サンドラーが如く、不器用な愛を振りかざす男のむき出しな物語とも取れるのに、この映画のグロリア・グレアムは好きになる要素が微塵もなくてワロタ…
>>続きを読む傑作とはにわかに言い難い苦さ。「この脚本はダメだ。原作と違う」というセリフがドキュメンタリー的な生々しさで迫ってくる。「君が座り、僕がフルーツを切る。客は二人が恋仲だと知る」というあのシーンも、メタ…
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