孤独な場所での作品情報・感想・評価

「孤独な場所で」に投稿された感想・評価

本日2018年2月13日、鑑賞。

ハンフリー・ボガート主演作品であり、前半はサスペンス映画+後半は恋愛映画の雰囲気だが、ハンフリー・ボガートにしては珍しく常に暴力衝動に駆られる男を熱演。

物語は、近年は全く書かなくなってしまった元は売れっ子の脚本家=ディクソン(ハンフリー・ボガート)であるが、彼の家(兼仕事場で)原作の内容を聞かせた女性が帰宅途中に殺された。まず疑われたのはディクソン。
しかし、ディクソンの向いに住んでいる女性=ローレル(グロリア・グラハム…凄い美人!)が警察署で「殺された女性はディクソンの家から一人で帰った」と話したことから、ディクソンの疑いは晴れる。
そして、ディクソンとローレルの恋愛ドラマが始まるのだが……。

この映画に出て来る女優は、殺されてしまった女優もそうだし、ローレル役を演じたグロリア・グラハムも非常に綺麗!

結構面白いのではあるが、唐突な終わり方のあたりで登場人物の心情描写が希薄であり、やや残念であった。
まぁまぁ楽しめる映画ではあったと思う。
キよ4

キよ4の感想・評価

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知り合ったばかりの娘が絞殺死体で見つかり疑いをかけられる脚本家ディクス そしてディクスのアリバイを証明してくれた向かいに住む女ローレル ふたりはいつしか恋仲に だが警部はディクスを疑い続ける
感情を出さないクールで冷徹なディクス かと思うと見境なくカッとして露わになる抑えきれない暴力性を持つディクス
次第にローレルはそんなディクスに疑心暗鬼になり心が乱れ葛藤するようになる...
殺人の場面を再現する推理を披露するディクスの顔が狂気に満ちている 怖いくらいの迫力
サイコサスペンスにして悲痛なる恋愛映画の傑作
kentaro

kentaroの感想・評価

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この孤独な場所

あのシーン。あの眼。
必見です。

ニコラスレイには、とっつきにくい印象があったが、これはコメディあり、サスペンスあり、ロマンスあり、と緩急あり、完璧です。

ラスト、ん〜、これだよこれ、ニコラスレイ!
u

uの感想・評価

3.8
主人公の二面性が徐々に明らかになって、事件の容疑者として疑われていく過程がとにかく面白い。

ハンフリー・ボガードが癇癪を起こす場面で、周りの友人がそそくさと退散しててクスリときた。
いつかは観ようと録り溜め ニコラス・レイ「孤独な場所で」

いまだに私の中では「理由なき反抗」の監督。
つまり「未知」の方です。
後のフランスヌーベルバーグにも影響を与えた上記以外のニコラス・レイ作品をめでたく鑑賞できました。
処女作「夜の人々」もいつか必ずめぐり逢いたいです
iceblue

iceblueの感想・評価

3.8
‘ケイン号の叛乱’でボギーの怪演にびっくりした事があるけれど、この役もなかなかの曲者。もはやサイコパス。
普段からやや暴力的なのだけど、殺人に快楽を感じているかのような異常性があらわになるシーンは必見の怖さ。
あの目付きは、もしかして本当にそういう人?と錯覚するほどの演技。
個性的な脇役も印象的。
DKeita

DKeitaの感想・評価

3.8
海辺から殺人的なまでの暴力までの一連のシークエンスは、暗くトゲトゲしさがあって、ニコラス・レイらしい。

掃除しに来る荒いババア、小気味いいマネージャーや、一人称が余の友達などキャラクターは良いが、そのせいでヒロインが顔以外に魅力がない。
もこ

もこの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

古い映画だけど、これで音楽が派手で演出がもっとおどろおどろしかったら現代の作品としてでも充分に通用すると思う、シンプルだけど面白かった。私はまあ脚本家のおじさんが犯人なんやろと鼻をほじりながら思っていたので、あの結末は「お」と思った。でもディクソンが暴力的で短気で自分勝手だったことは確かだし、初めはお気楽に偉い脚本家先生に夢中になっていたローレルもそりゃ怖いがな。恋に夢中になっているといろんな欠点も美点に見えるけど、だんだん冷静になっていくと相手の本性が見え始めて、そのうち好きだったはずの美点も厄介な欠点に見える。ローレイの場合、それが最悪のタイミングで発露してしまったのだろう。でもあんな男とは別れて正解だと思う。
これ、序盤は平凡な展開かと思っていたけど中盤からどんどんとのめり込んでゆく。主人公の性格とか女の葛藤など、むしろ今の時代にこそ合っている話で、ギョッとした。
最後はだいたい読めるオチだったけど(笑)。でも結婚をせがまれて何とか逃げ出したいという女性の葛藤は、不思議と現代の社会に見事にマッチしていた。当時はDVなんて言葉もなかった時代.....
天才は性格まで常人ってわけじゃないからね。いい脚本だったし、あと撮影技術もモノクロの良さをうまく出していて、随所に美しい絵を出していたのが印象に残った。
彼女のキスが私を生み
彼女に去られ 私は死んだ
儚く終わった 我が人生よ
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