劇場版 空の境界/第一章 俯瞰風景の作品情報・感想・評価

劇場版 空の境界/第一章 俯瞰風景2007年製作の映画)

製作国:

上映時間:48分

ジャンル:

3.7

「劇場版 空の境界/第一章 俯瞰風景」に投稿された感想・評価

我々は背負った罪によって道を選ぶのではなく、選んだ道で罪を背負うべきなのだから。

今や、日本を代表するサークルともいえるTYPE - moon初期、竹箒時代に制作された奈須きのこ氏の不朽の傑作ともいえるシリーズの第1作。異様な演出が立て続き、多くの人が困惑させられます。筆者自身も視聴者を厳選する意図があったと断言しているようで、とにかく異質作なんですよ。

まず、シリーズものでは当然ともいえる時系列の整頓か全くもってなされていないという点が目立ちます。この時点でかなり視聴者を選びます。
そして、TYPE - moon作品の全般で扱われているのは複雑すぎる魔術。その設定が初っ端から説明不足に垣間見られるためにまぁ難しい。
決して初心者向けじゃないんですよ。

それを無視してレビューするとしましょうか。
今作は48分という短編ですが、両儀式という存在を上手く説明する物語だったと思います。
また、言葉選びが非常に美しいです。冒頭の文章は作中のセリフなのですが、短時間でありながら物語の深淵へ視聴者を誘うのに最適な効果だと思いますね。
また、製作のufotableの作り込みが凄まじいです。色彩、演出と徹底しており、特に肝心要ともいえる血液の色合いがもはや芸術ものです。
そして、物語を盛り上げるのに重要な劇伴音楽。それも抜かりがありません。梶浦由記氏を迎えて作られた劇伴、これを聴くだけでも鑑賞する意味がありますね。

三位一体の完成度、それこそがこの作品を20年以上も継続させる所以なのだと思います。
otom

otomの感想・評価

3.5
小説読んでないので、何が何やらって感じではある。逆に言えば世界観の説明がほとんどない状態でこれだけ引き込まれると云う事は面白いのかもしれない。とりあえず続きを観てみる。
Fateでお馴染みTYPE-MOON×ufotableの一作。映像が綺麗で雰囲気アニメといった感じ。ストーリーを飲み込むのに時間がかかる。一章にこの話を持ってきたのは失敗だと思うんだよね。
じゃぱ

じゃぱの感想・評価

4.0
何も知らんと観たら設定分からなさすぎて、劇場版だけ観たらアカン系か?と思ったら、そうではなくて度肝抜かれた。
蚰蜒

蚰蜒の感想・評価

4.7
奈須きのこ先生が月姫よりも前に執筆していた作品の映像化。
全章合わせて一つの作品なので、これだけ見ただけではもったいない。
きっと全て見終わった後、また最初から見直したくなるはず。

TYPEーMOONに共通する殺伐だけど強烈に惹かれる世界観、
10年前にも関わらず、映像美は流石のufotableクオリティ、
梶浦由記さんによる幻想的なサウンド。
好きなものだらけで豪華すぎで。もう、最高です。

連続飛び降り自殺の原因となった巫条ビルの禍々しさや緊張感、
式がとにかく格好いいスピーディで爽快な悪霊との対決。
その辺りが、この章の山場だろうか。

黒桐との素直じゃないやり取り(ハーゲンダッツとかの)、
巫条ビルに立ち向かい黒桐を取り戻そうと必死になる式の姿も
先の内容を知っていれば理解できる。
IAMCHIKUWA

IAMCHIKUWAの感想・評価

3.8
世界観が脳を揺さぶってきて最高。
映像も綺麗で、また不穏な空気感のようなものを作り出すのが本当に上手いなと思いました。
戦闘シーンもめちゃくちゃ良いです!
最後の曲の入り方が格好良すぎて鳥肌…
あと式かわいい
この話。
時系列順ではないんだよね。
小説だとこの時、式が女なのか男なのかわかりにくくなってる。

作画は非常に良い。
全体的に静か~で暗い印象。雰囲気を追いかけるのに精一杯すぎて話がところどころ分からない…😭全章観ないとなんとも言えない映画です
導入。「原作知らんヤツは少しずつ世界観掴んでけよ、いちいち説明するのは無粋じゃ」的なufo節が炸裂してて良き。
BGMの使い方とか間の取り方とかufoの良さはこのときから確立してたんだなぁと沁々。
『俯瞰風景』
すごく独特の雰囲気で最初は理解しようと思ったけど、理解する話じゃなかった。
それこそ俯瞰してみるもの。
続きを見てもう一回見直すとまた世界観が変わりそう。
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