最後のサムライ/ザ・チャレンジの作品情報・感想・評価

「最後のサムライ/ザ・チャレンジ」に投稿された感想・評価

MaTo

MaToの感想・評価

1.5
Jフランケンハイマー監督・三船敏郎出演の日本を舞台にした奇っ怪アクション映画
鑑賞にはちょっと忍耐が必要
ぽち

ぽちの感想・評価

1.5
数百万かけた超豪華な食材で作った闇ナベ、って作品。

三船、稲葉、宮口の「七人の侍」出演者に加え中村”紋次郎”敦夫まで使ってこの内容。もったいないなんてものじゃない。

主役のショボさもあるが、監督のセンスの無さが酷い。
ラストの決闘など、せっかくそこまで「家宝の刀」って言う重さがあったのに、一気に子供のチャンバラになってる。

あの超カッコいい殺陣が出来る三船を使ってこれだよ。
あの紋次郎のリアリティある戦いが出来る中村でこれだよ。

「とんでも日本」描写は制作年代を考えれば許せる範囲だし、そこは笑えるのだが、日本映画界の宝ともいえる名優達を無駄遣いしたことは「罪」と言える所行だろう。

当たりの多いジョン監督だが、今作に関しては大ハズレ。というか、腹立たしい作品。

余談。
食材を無駄にした闇ナベだが、こうとも言える。
せっかく牛肉があるの「だし」をとるのに使い、「しらたき」をメインにした料理にしてしまった、って作品。
もちろん、セガールのことね。

もし彼を主役にしていたら、もっとはじけたB級作品で、カルト的な味が出たと思うのだが・・・・
ちょっとオネエ言葉が入った大阪弁で三船と絡んでいるところを想像するだけで笑えるぞ。
geru

geruの感想・評価

3.4
昔中村敦夫の何かの記事で
三船さんが日本人の描き方に
怒り出して、宥め役になって
いたという話を読んだ事があるので
酷い映画なんだろうと思いきや
流石フランケンハイマー
上手くまとめてます。
7人の侍のメンバー。
ジェリーゴールドスミスの音楽。
僕は好きです。
犬

犬の感想・評価

3.3
忍耐

ボクサーのリックは日本刀を運ぶ仕事を引き受け、京都へと向かう
それを待っていたのは、ヨシダという男だった
彼と弟のヒデオが繰り広げる骨肉の争いに巻き込まれながら、やがて武士道に目覚めていくリックだったが……

修行
日本の文化に戸惑います

攻防
展開は普通かな

刀と銃

日本でのアクション

ジローとの感じも印象的でした
今週の4Kリマスター・ウルトラセブン「ウルトラ警備隊西へ」からの本作で京都国際会館繋がり。フランケンハイマーがとにかく日本映画で黒澤映画出演俳優と映画が撮りたいという個人的な願望か?それにしては、黒澤愛が無い。なんか合気道ぽいなぁと思ったらスティーヴン・セガールが指導で入っていた。用心棒vs木枯し紋次郎は迫力がある。しかしスコット・グレン意味ないなぁ。その後売れっ子になるんですが。
HK

HKの感想・評価

3.0
ほぼ全編日本ロケなのに日本未公開の作品です。
これは珍品!・・・というかこのスタッフ・キャストで珍品でいいのか?
監督は『影なき狙撃者』『ブラック・サンデー』のジョン・フランケンハイマー。
音楽は『トラ!トラ!トラ!』や『猿の惑星』を思わせるジェリー・ゴールドスミス御大。

ある日本刀をL.A.から日本に運ぶために雇われたボクサー崩れ(スコット・グレン)が日本に着くなりその刀をめぐる政財界の大物(中村敦夫)とその兄である道場主(三船敏郎)との抗争に巻き込まれつつ武士道に目覚めます・・・(?)

グレン(当時41歳)は翌年の『ライトスタッフ』あたりから売れ始めたため本作ではほとんど無名。日本ロケではイセ海老の活け造りやドジョウの踊り食い攻撃にさらされます。
ついでに言うとこのときの武術指導はやはり無名の頃のスティーブン・セガール。

フランケンハイマーとは『グラン・プリ』でも組んだ三船(当時62歳)は、中村敦夫(当時42歳)とは兄弟であり宿敵同士の設定。
三船陣営には宮口精二、稲葉義男といった『七人の侍』メンバーもいます。

日本の風景と重なるゴールドスミスの劇伴にちょっと違和感があったのは私だけか・・・
クライマックスは敵(中村)の本拠である巨大ビルに潜入して大暴れの三船とグレン。
日本なのに警察(?)がマシンガン武装なのは『ブラック・レイン』と同じ。
対して刀と弓矢で武装した三船はまるでランボー。しかも着物。
グレンも背中に刀の忍者ルックにマシンガン。
ビルの中で追手にマキビシを巻く三船! 厚底の靴にマキビシは効くのか?

最後は兄弟とも着物姿で正統派の果たし合いチャンバラ(三船と中村の殺陣は見応えアリ)。
途中からはグレンと中村のホチキスから電気ケーブルまで武器は何でもアリの異種混合試合(こちらは007アクション風?)。

フランケンハイマーは社会派の名作や硬派のアクション物も多いのに、たまに『殺し屋ハリー/華麗なる挑戦』や本作のような作品を撮ってしまうのがご愛敬。
でもなぜか憎めません。
元祖ラストサムライ、もしくは本家ラストサムライ。デフォルメされたサムライには興味ない(大意)とスターウォーズのオファーを蹴った三船、その割には本作も大概な出来栄え。そして誤植されてない深作健太。
ジョン・フランケンハイマー監督作品。
脚本ジョン・セイルズ、音楽ジェリー・ゴールドスミス。
スコット・グレン演じるリックは、ロサンゼルスで暮らしていたが、ある日本人の男に日本刀を京都に持ち運ぶのを手伝ってほしいと言われる。日本に着いたリックは、その日本刀を巡る抗争に巻き込まれ・・・という話。

日本が舞台。ほどほどの低クオリティに微笑ましい気持ちで見られた。京都が舞台という設定なのに、築地市場や浅草仲見世通りで撮影されている。築地市場を逃げる際に、魚、魚、魚という細かいショットを繋ぐ編集や、浅草仲見世の祭りを明らかにゲリラ撮影していて、しかも店の屋上からスナイパーが狙っているというのが笑えた。

クライマックスは、老体の三船敏郎が和服姿で刀と弓を持って、一人敵の本部の会社に乗り込み、そしてスコット・グレンがシャツとジーンズ、背中に日本刀、サブマシンガンを持って、それをサポートするという状態。敵の本部は国立京都会館。三船が手裏剣投げたり、まきびし蒔いたり、もう何でもあり。最後のスコット・グレンと敵を演じる中村敦夫の闘いも、最初は刀で闘っていたのが、素手、ホチキス、電気ケーブルの電気ショックと何でもあり。最後のトドメの仕方に驚愕した。
ところどころ血の出方や、首がはねられたり、皮膚の損壊の仕方がホラー映画的。

ツッコミどころ多くて書ききれない。
頭が真っ二つになる中村敦夫。スコット・グレンのボクサー崩れってキャラクターはよくわからん。傷ついたアメリカ人と従順なアジア人女性との濡れ場はやっぱりある。シナリオはジョン・セイルズが関わっているが、らしさは感じ取れず、当初の物語とは全く違う映画になったらしい。なんとなくジェームズ・マンゴールド『LOGAN ローガン』に似ている気がした。
日本刀の運び屋を引き受けたことにより、ヤクザ(中村敦夫)との繋がりをもつようになったアメリカ人青年(スコット・グレン)が、老剣豪(三船敏郎)から進むべき道を諭される。現代の京都を舞台にして、意志薄弱なアメリカ人が武士の精神に感化されていく様子を描いている、アクション映画。

主要登場人物では「七人の侍」のうち、3人の役者が再共演。そして、殺陣師には「用心棒」「椿三十郎」の久世竜を起用。時代劇好きで有名なジョン・フランケンハイマー監督の、完全に個人的な趣味の世界であり、「映画を売ること」を二の次にしている。

日本描写に関しては、ドジョウの踊り食い、身体を地中に埋める刑罰が登場するけれども、いわゆるトンデモ描写とは異なる。日本のクレイジーな面をきちんと落とし込んでいるのがエライ。

主人公の修行シークエンスがあっさり気味のため、スキル・アップのカタルシスが希薄だが、日本ロケの映像にジェリー・ゴールドスミスの音楽が乗っている時点でエキサイト必至。しかも、とある場面ではヒカシューの曲がバックで流れている。
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