10年くらい前に初めて見たときは、意味わからん上、地味で単調すぎるから、集中できず、なげーと思いながら何とか見終わった感じだったが、数年前にカフカの城を読んで、そういえば今見たらどう感じるのだろうと…
>>続きを読む城という不条理な存在があり、Kと城とが互いに中心であり共鳴する。
個人とある種神のような存在との間における個人的な出来事。
そして生気の感じられない世界。
テレビ映画がどのくらいの規模としてあるのか…
だいぶカットされてるけどそれでも長え…会話偏重なのに映像も普通の切り返しばかり。歩く距離の感覚が全然違った。横移動しか起きないんだが、前進できないのを映すのに横移動、奥行き方向では成り立たないとは思…
>>続きを読むとある日の夜遅く、雪深い村の宿屋にたどり着いたK。彼はウェストウェスト伯爵の城の所領であるこの村に、城の依頼で測量士としてやって来たのだった。
翌日からKは城に行こうとするが、どうやってもたどり着け…