だいぶカットされてるけどそれでも長え…会話偏重なのに映像も普通の切り返しばかり。歩く距離の感覚が全然違った。横移動しか起きないんだが、前進できないのを映すのに横移動、奥行き方向では成り立たないとは思…
>>続きを読むとある日の夜遅く、雪深い村の宿屋にたどり着いたK。彼はウェストウェスト伯爵の城の所領であるこの村に、城の依頼で測量士としてやって来たのだった。
翌日からKは城に行こうとするが、どうやってもたどり着け…
このレビューはネタバレを含みます
原作を未読のまま視聴。映像向けではない作品…かな?暗く、非常にスローなテンポに耐えて耐えて視聴していたらまさかのぶつ切りで未完とは…。再現性は高いらしいので原作を読んでいて、未完であることを知った上…
>>続きを読むKとフリーダが痩せて随分と疲れてて慣れるのに時間がかかった
小説のような始めから最期まで息がつまる程の不条理とは違って
ふわりとした不条理に振り回されるK
混沌としたものがすっ飛ばされてる
文章か…
原作が未完結なので映画も同様に中途半端な所で終わる。
『裸のランチ』『不思議惑星キン・ザ・ザ』のような異空間に飛ばされたような世界観が良かった。
場面ごとに物語のナレーションあるため分かりやすく…
カフカの城は、決してたどり着かない、のは有名な話。この道程は必ず未完のトルソとなる。原作の小説はノートに書きためたもので未完である。カフカは、未発表の草稿はすべて焼くように言い残して、死んだ。それで…
>>続きを読む前代未聞。
映画はカフカの「城」を忠実に描いている事は知っていた。
しかし、忠実と言っても未完を未完として映画にするだろうか。
少なくともカフカの描きたいものを理解したから映画にしたのではないのか。…
カフカの映画化にしては整理されすぎてる(カメラも横移動が多くて、ひたすら平面と室内のバリエーション)し、トリアー監督『ドッグヴィル』的な、機械的な物語の単調さが強まってる(とはいえ、トリアー監督より…
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