ヴィスコンティ版もあまり面白くはなかったけど、あの作品のネオレアリズモ的質感の後だとこっちがまるで平凡に思えて困るから、あれはあれで良かったのかもしれないと思えてきた。
それにしてもラストもこっち…
シネマヴェーラ渋谷の過去の上映にて。1946年テイ・ガーネット。
犯罪小説史上最も有名なファム・ファタルが登場するジェイムズ・M・ケインの小説の映画化。特徴的なパパダキスという姓が変更されている外、…
1981年版のジャック・ニコルソンが主演の方はすでに見ていたので、大まかな荒筋は知っていた。
こちらの方は車の事故から後の描写が描かれ、よりタイトルの意味を重く知らせるような展開になっている。
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直前にヴィスコンティ版を鑑賞しており必然と比較しながら観ていた。
原作未読のため判断しかねるがこちらの方が原作に忠実なのかな?
同じ時代に同じ小説を原作としながらも、片やネオレアリスモ調、片やフ…
ラナ・ターナーが美しい。
原作の展開をちゃんとなぞって居るのだろうが、オールドハリウッドムービーらしく、綺麗な出来。
その意味で、’43のヴィスコンティ版よりは上だと思うが、オールドハリウッドムー…
グレゴリーペック主演の『紳士協定』で、差別を受けても淡々とやり過ごすユダヤ人軍人を演じたジョンガーフィールドが気になったので鑑賞。
本作のストーリーにはそれほど惹かれなかったけど、人妻の口紅が転が…