再見。これほどよく出来た映画だったとは。
まずオープニング。TWAの旅客機がウィーンを目指す。バックに流れるホラーと思えない、観光映画みたいな軽快なメロディかまたいい。
当たり前なんだけど、1972…
『余計なことをやって大変な事になり、後始末に苦労する』という映画あるある。
自分の祖先でサディストの男爵について調べたいという青年がその城を調査。死んだ男爵を蘇えさせる呪文を使うが、お墓に帰す方の…
このレビューはネタバレを含みます
自らの先祖の悪霊(処刑男爵)を蘇らせてしまい、それに襲われる話。同様に殺されかける周りの人は、もっととばっちり感出してもいいはずなのに、そんなことはしない。
夜のシーンではスモークが多用されている…
血脈のresurrectionと報い。クライスト家という名前的にもそうなんだろう。呪いの物語としての王道。メンター的な超常女。暗闇、目元へのハイライト。これ以上はないほどのバチバチのアイメイクが重要…
>>続きを読む自分のルーツを調べるべくオーストリアの親戚を訪ねた青年。悪名高い祖先の拷問男爵の屋敷を調べてみたら、呪文が書かれた紙を発見。調子に乗って唱えてみたら、男爵が復活しちゃった。
マリオバーヴァ安定のゴシ…
お話は薄味だし肝心の主人公が軽い気持ちで処刑男爵という怪物を蘇らせてしまったため様々な人が殺されたのに特に罪の意識もなくまるで事件を追うヒーローのように振る舞っているので判然としないけれど、それでも…
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