陽のあたる坂道の作品情報・感想・評価

陽のあたる坂道1967年製作の映画)

製作国:

上映時間:105分

ジャンル:

2.2

「陽のあたる坂道」に投稿された感想・評価

裕次郎版では3時間以上あった尺が90分に縮められているため、色々と急ぎ足だ。
やはり裕次郎版の3時間は長尺でも退屈しなかったし、過不足無い尺だったんだなあ。

そもそもこの映画、いまいちキャストが合っていない。
渡哲也はボンボンというか街の不良に見える。むしろ弟役をやった方が良かったのじゃないか。
北原三枝の役は十朱幸代に変更されているが、あまり合っていないし、そもそも出番が少ない。
庭でバレエを踊るシーンも無い。あそこはこっ恥ずかしくも愛しいシーンだったのに。
芦川いづみの役も恵とも子に変更されているが、婦人科のシーンも無いのでこちらも影が薄い。
父親役を宇野重吉がやっているが、いくらなんでも『乳母車』と似た様な役過ぎる。
山本圭(珍しく活動家ではない)が川地民夫の役をやっているのはちょっと面白かったが。

オリジナル版では民家なのをオシャレなバーに変更したり、色々と60年代風にアレンジしている。
裕次郎版では川地民夫の歌のシーンが壊滅的なダサさだったが、そこはしっかり改善されていた。