ロイドならではの未熟な青年の奮闘記とコミカルな描写がバランスよく展開されており、それら二つのパートがラストの悪党退治へ自然に繋がっていく語り口にも唸らされる一作。それに加えて舞台となる田舎町の風景を…
>>続きを読む邦題がいかにも昭和一桁だけど、何より天才的な即物性と画面の傾斜に唸る。ヒロインが初めてロイドの姿を認めた瞬間のアップ、尋常ではない光の溢れ具合ですぐに一目惚れと分かるのだが、この過剰とも思える大胆な…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
傑作『用心無用』『人気者』に続く、人気絶頂ハロルド・ロイドのサイレント喜劇。自身の制作会社によるが、監督・脚本などスタッフは本人ではない。
以下は物語ですが、それは重要ではなく、その場その場の細か…
「死ぬまでに観たい映画1001本」818+212本目
例によって邦題が最低。
農家が舞台だからか。
既存と言うと、白塗りでバカ殿のような無表情な顔の印象しかないが、この映画ではほとんど白塗りを…
傑作!!
ロイドがこんな面白いとは思わなかった。
ジョビナラルストンと最初の出会いから別れる時に見せた上昇運動然り、上下運動をどうしたら面白いかのプロットを逆算して考えられている
船舶線は水平…
去り行くジョビナ・ラルストンを見送るために軽々と木に昇るハロルド・ロイドとそれを追うカメラの気持ちよさ!距離はどんどん開いているのに二人の気持ちはどんどん親密さを増すかのようなこの場面、最終的にロイ…
>>続きを読む三大喜劇王の一人ハロルド・ロイドの人気絶頂期の長編。「死ぬまでに観たい映画1001本」に掲載されている唯一のロイド作品。別題「キッド・ブラザー」。
アメリカ西部の保安官ヒッコリーの一家。三人兄弟の…
結構地味で知名度も低いですが、このハロルド・ロイドはかつて世界三大喜劇王と言われていた人でした。で、結構良い映像のものを鑑賞出来て、実はドリフネタの元ネタなどのシーンもあります。ヒロインとだんだん仲…
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