この窓は君のものに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『この窓は君のもの』に投稿された感想・評価

古厩智之の長編デビュー作。高校生のさわやかな青春。北海道に引っ越す同級生の女の子を駅まで見送って帰ってくると、塀の窓の傍らに女の子が、という展開から楽しい。古厩のファンになった。
ユーロスペースにて
あぁ
3.8
それにしてもいい家を見つけたなあと思いました。屋根同士で繋がった家。

振られたけど一生のお願いで膝枕させてもらうシーンが面白かったです。

ライトで渡板を照らすシーンや、屋根の上で歌うシーン(男があまりにも言葉を持たないために女が自分で自分の送別歌を歌うハメになるという悲痛)など相米流長回しによってしか撮りえない素晴らしい瞬間が随所にあ…

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松葉杖付添い,時計貰い,数日間隣家住まい,買い物品見せ,枕投げ,ライト外照らし.屋根伝い外板渡り,2人乗り通学,売店寄り,ジュース奢り,友人用水路落ち,葡萄園.トラクター乗り,告白空振り.逃げられ,…

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3.8

外と内を繋ぎ人物をフレームインさせる装置としての「窓」と屋根伝いに家を往来し、越境を続ける(その延長線上にあるのが引越し)生活感ゼロの清水優雅子。
榊英雄の脚が完治し、自由に動き回る彼女を追うことが…

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3.7

こういう映画が観たくてインディーズ映画漁ってんのよと膝を打ちたくなる作品
某動画サイトで一千万回再生されてるしPFFで1番有名な作品はこれか?
オーファンズブルースでも思ったが自主制作のキャストや脚…

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4.0

衝動的な抱擁からの脱出、逃走、追走、突然ジャンルが変わったかのように葡萄園を舞台に活劇が始まる。矢継ぎ早なセリフの応酬後、基本的には清水優雅子と榊英雄を同一フレームに収めつつ作為的な距離感を感じさせ…

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アノ
3.9

隣に住んでる女の子が屋根に板をかけて窓から窓へ渡ってくる…これなんてエロゲ?(死語)。いやしかし実に映画的な装置だ。
窓に区切られることで清水雅優子はいつもフレーム外からヌッと入ってくるのだから。拙…

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た
3.5
技術的な突っ込みどころは置いといて、等身大の青春映画、私は大好きです。
3.7

言葉に出来ない想い

現代ではその想いをLINEなどやSNSで伝え、綴ることができる。

この96年には、紙に書くか直接話さなくちゃいけない。
『感じとる』
という空気感は、若い彼らと時代に漂う特別…

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