ブローニュの森の貴婦人たちの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ブローニュの森の貴婦人たち』に投稿された感想・評価

ブレッソン「罪の天使たち」に次ぐ2作目の作品。台詞はジャン・コクトー。会話が予想外の応酬で非凡。カザリスの復讐は「危険な関係」の裏返しのようだが、予想外のオチになる。
文化村ル・シネマにて
misty
4.0

ブレッソンは元々写真家・画家であったということもあるのだろう、斜め45度のカットへの拘りがとにかく半端なく、1カット目からラストまでよどみなく持続する。
この構図は何をもたらすのだろう。人物は俯瞰で…

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3.6
出てくる人がめっちゃ美!っていうアホみたいな感想しか出てこなかった復讐なのかもよくわからないし踊り子の何がそこまで恥なんだ?

ブレッソン的作風は『田舎司祭の日記』から始まるわけだが。とはいえ今作はブレッソンがとる上質なメロドラマを観ることができる。中々な風の勢いに乗って帰ってくる手紙。ウェディングドレスを着たアニエスが気絶…

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FeMan
-
これ本当にブレッソンが撮ったんか?ってぐらいブレッソンを感じなかった。いまだに信じれない。
4.2
女性が美しすぎて、男が駒にしか見えないけど、ストーリーが単純なのにキャストが良くて演技も良くて、たまに変な感じの演出があるけど、
最後までじっくり観てた。

踊り子ってだけでそんなに貶められるのか。貴族の考えはよく分からない。

ブレッソンらしい演出が確立する前の普通のフランス映画だった。
でも、車を何度もバックさせ、車窓から何度も主人公の女性が見えるシ…

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全員が運命のために存在しすぎていて過剰さを感じないこともないが、ちゃんと美しい物に挑戦しているところがいいと思う。
動揺しすぎて何回もバックしちゃうとこかわいくて好き
最後は素晴らしい

しかし、時代背景がわからず
キャバレーの踊り子が何故恥ずかしいのかがいまいち分からず

あと、Amazonの字幕が雑すぎる

随所のセリフがいいなと思ったら
ジャンコクトーが担当していた

貴婦人とは言い難い二人の女と軽薄男の歪な三角関係。別れ話を切り出して男の愛の深さを確かめたかった性悪女だったが、それをあっさり受け入れられて逆上し、彼に素性を隠した元娼婦をあてがって結婚に至らせ、式…

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