悪夢のファミリーの作品情報・感想・評価

「悪夢のファミリー」に投稿された感想・評価

ぺ

ぺの感想・評価

2.0
デパルマのコメディ。

奇妙な一家の奇妙な日常。
話が絶望的につまらなかった。
こりゃこけたのも納得。

長回しや裏窓的なのぞき。
コメディでもデパルマらしさは顕在。
そういうところ全くぶれないのは好きよ。
ナンシー・アレンを偏愛的に撮るところだけ良い。あとは何だかよくわからない。完全に飽きて引き出しの整理整頓をしながら見た。
さやか

さやかの感想・評価

2.5
見つけた!これだ!こんな邦題ついてんだ!そりゃ簡単には見つからないよ!
当時は観た映画の監督が誰とかそういう意識が無かったし。
しかしまさかのデ・パルマ!

カーク・ダグラスとナンシー・アレンが共演した変な映画を観たという、かすかな記憶しかなかったけど、考えたらキース・ゴードンも出てたといえば、これみんなデ・パルマ・ファミリーだよ😆

だけど、突き止められた事は嬉しいけど全く内容覚えてない。こういう時は真ん中の2.5点と決めています。
邦題付いてるってことは、ビデオリリースされたことがある、もしくはテレ東で放映されたとか。
いずれにしても観直すチャンス無さそう…😅
 エキストラで何が悪いっ!な ぶっ飛び青春ムービー。

 やはり、デ・パルマ様にはサスペンスがお似合いですわよ。

 今回はギャグに吹っ切れたコメディ映画です。

 いやぁ、ホンットに これは 身構えて観るようなもんじゃないですね。

 完全に肩の力を抜き、頭を空にして観るもの。

 デ・パルマならではの 覗きや浮気、二重人格などの要素や 濃すぎるキャラクター達が登場して、なかなか楽しめますわよ。

  とくに、ファントム・オブ・パラダイスでビーフを演じたゲリット・グレアムの ウザったくて、胡散臭い語り口調のキャラクターは最高でした。

 そしてもちろんのこと、スローモーション や スプリット・ジオプター、360°回転、長回しなど デ・パルマ様の手癖も ベッタリとくっついてきています。
ジーナ

ジーナの感想・評価

3.5
デ・パルマ監督としては珍しいコメディ映画。
"悪夢の"と付くからホラーやサスペンスかと思っていたら、コテコテのギャグ全開ですw
DVD・BDは未発売なのでVHSを購入!

浮気性の医者である父、自殺未遂をして騒がせる母、禁欲主義で自然食しか食べない兄、その兄と婚約をするも禁欲主義に苦しむアバズレ美女、そしてヒーローになりたいと願う気弱な主人公。
彼らが織りなす物語。

デ・パルマお得意の覗きが連発!なのですが、大して盛り上がる事がないw
それなのに個性的な面々にいつのまにかハマってしまっている自分がいた。

見所は終盤のバニーちゃんであろう。
ナンシー・アレンの二重人格を存分に味わえるw

そして、どんな人間でも主人公になれる可能性があり、絶望の先には明るい未来が待っているはずと、少し勇気を貰えます。

人生の脇役。

そんなことはたしかに考えた事ある。

人生は自分が主体なのに
そんな事を考えるのは、
人と自分を較べるからだ。

多分、青春の通り道なのだと思う。

それはさておき、話がつまらない。

邦題も大袈裟。

デ・パルマが当たりハズレ多いってのは
こういうことね。
Jimmy09

Jimmy09の感想・評価

2.5
原題が「HOME MOVIE」というだけあって、冒頭から家庭用ムービーを撮るアニメーションで始まる。 
続いて、カークダグラス演じるマエストロの映画授業の風景。 
映画を撮影する学生の姿、不倫している医者の父親(ヴィンセント・ガーディニア)、精神不安定な母親(メアリー・ダヴェンボート)、スパルタで顎がよく外れる兄(ゲリット・グレアム)、その弟デニス(キース・ゴードン)、そしてデ・パルマ常連のナンシー・アレンがクリスティーナという兄の婚約者が繰り広げる物語。 

「誘惑のパーティ」はその1~その5まで「酒、タバコ、ドラッグ、ファーストフード、SEX」と元娼婦役のナンシー・アレンに試される。 

警官とデニスを階段の下から見上げる構図で撮った場面は、ヒッチコックの『めまい』の構図に似ている。 

また、夜の森を、ライトに照らされながら走ってくるナンシー・アレンのスローモーションは、「おっ、デ・パルマっぽい場面」と思わせてくれる。 

エンディング場面がオープニング場面にリンクするあたりは、デ・パルマ監督がうまくまとめた感じはするが、全体を通しての物語があまり面白くないのが残念な映画である。 

日本で劇場未公開なのも、うなずける作品である。
ある家族と主人公を取り巻く人間模様をフィルムがフィルムを通して展開するデ・パルマとピノ・ドナッジオの
ポップオーケストラが融合した異色コメディ。
たった独りで食事をしたり、映画を観たり、
友人と会話をする時でも、その一瞬はフィルムの1コマ。
主人公デニスは「僕は人生のエキストラ」なんて
嘆くけれど、脇役がいなくちゃ主役が引き立たない。
どんな岐路に立たされても、カメラが回っていると
思えば真剣に喋れるし、ここ一番の行動にも移れる。
8mm映画を通して人生をどう生きるか客観的に
映し出していく奇抜なドキュメンタリータッチ演出。

デ・パルマの癖もそこかしこに垣間見れて楽しい。
常連のナンシー・アレンや『ファントム・オブ・パラダイス』のゲリット・グレアムが大きな目玉を剥き小姑みたいな婚約者を熱演してるけど、カーペンターの
『クリスティーン』でオンボロ車の霊に憑りつかれる
いじめられっ子アーニーで有名なキース・ゴードンの
カメレオン演技が最大の見せ場。本作で脇役だった彼は
憧れの監督を目指し見事その職に就いた。
ひょっとして今、監督を演じているのかもしれない(笑)
フィルム代も現像料もカネがかかるんだ。
人生を棒に振っちゃ勿体ない。そんな若者が抱く苦悩と挫折をレンズを通し切り取ったブライアン・デ・パルマは
素晴らしい監督だと思う。派手さはないけど、
映画の製作側に興味のある人には心に響く1本になると
思いますよ。

明るくテンションの高いピノ・ドナッジオのサントラが頭の中をぐるぐる駆け巡ってると思えば我が人生もウキウキするような気がしますよ~。とにかくこの映画は音楽抜きには語れない。ビデオ止まりで未DVD化なのが非常に惜しい隠れた秀作。

【2017年7月22日(土)】鑑賞。