韓半島 -HANBANDO-の作品情報・感想・評価

「韓半島 -HANBANDO-」に投稿された感想・評価

くぅー

くぅーの感想・評価

2.9
ついに我が国でも陽の目を見た問題作大作は、日韓基本条約を思い切り無視した設定に、なるほど5年は待たされるよなぁと苦笑。
でも、あまりの御都合主義な展開ゆえに、逆に余裕で鑑賞できる…韓国の複雑な立場と弱さが露呈する仕組みになっていて、何気に切なくもなったり。
それと、かなり粗い作りで、国民の反応描写とか殆ど無いのはリアリティに欠け…カン・ウソク監督ながらも完成度は低く、反日と目くじら立てるレベルではないでしょう。
しかし、キャスト陣は充実で、特にアン・ソンギは大統領役が似合う。
韓国映画好きでもさすがにないですね~第一、日本の大臣は韓国語話せません(笑) ていうかいまだにレンタルに置かれてるのは何故??人気作品だったの?
朝鮮半島を結ぶ南北鉄道「京義線」の利権を巡って韓国と日本が一触即発状態に陥るポリティカル・サスペンス。誰がどう見たって反日映画である。100年前、京義線に関する契約書の国璽(国家の印章)が実は偽物で日本の所有権は無効、本物は高宗皇帝(キム・サンジュン)の手により封印されたと主張する歴史学者(チョ・ジェヒョン)が出てきたり、海上自衛隊の自衛艦隊がヤル気満々で日本海を突き進むなど、「ロスト・メモリーズ」(2002)もビックリの絶対有り得ないトンデモ描写が連続する。あと、日本の閣僚が突然流暢な韓国語を話し始めた時は椅子から転げ落ちそうになったが(笑)しかし、本物の国璽発掘を巡る人々の心理戦や愛国心を煽る韓国大統領(アン・ソンギ)や歴史学者の揺るぎなき正義感(韓国人目線での)を、韓国映画お得意の熱い力技で見せられたり、「乙未事変」で明成皇后(カン・スヨン)が屈辱の中で死んでいく回想シーンも映画としてなかなかドラマチックであった。結局は日本が悪役となり韓国に詫びを入れて丸く収まる話なので、日本人から見るとかなり憤慨ものだが、大統領と対立する親日派の首相(ムン・ソングン)を登場させることで多少配慮しているのかなと思った。

16/02/14 再鑑賞
なおき

なおきの感想・評価

1.0

このレビューはネタバレを含みます

韓国と北朝鮮の統一が決定!夢のような出来事に沸く朝鮮半島。しかし、これに待ったをかけるのは、日本。
あろうことか、日本が統治していた
50年以上前の条約を盾に統一に圧力。軍艦まで出動させていた。
果たして、このまま、韓国と日本は戦争してしまうのか?


まず、あらすじの時点でありえません。
こんな軍事的に圧力かける日本人はいないし、朝鮮半島統一の時点でアメリカや中国が関わってくるだろうに、この映画では一切出てこない。
それどころか、北朝鮮も冒頭だけしか出てこない。
キューバ危機を描いた『13デイズ』のような政治的なサスペンスにしたいようだが、前提からしてあり得ないので、緊張感まるでなし。


反日映画なんで、明治時代での韓国併合による惨殺事件が語られるが、何故かNINJAが日本軍にいたりする。
それ以外にも、親日派の韓国人が悪人のように描かれるが、端から見ると親日派のがまともなことを言っていたりする。
また、この映画、公開当時、小泉政権の中韓の圧力に屈しない外交にキレた反日韓国人の溜飲を下げるべく制作され、首相がこころなしか小泉純一郎に似ていたり、日本が分かりやすい悪役になっていたり、最終的に日本が謝罪して終了と、ネタ要素が満載なため、当時の我が国のワイドショーでも取り上げられたりもした。
もちろん、ネトウヨはかんかんで、実際我が国では劇場公開されていない。


とにかく、問題作なのは確かだが、何よりも映画としてつまらないのが致命的で、前提からしてあり得ないから緊張感ないし、韓国が正しい証拠を探るために穴掘ってるか突っ込みどころ満載な展開をやってるだけだし、尺も2時間半近くと長めと、見せ場まるでなし。
『ドラゴン怒りの鉄拳』みたいに面白い反日映画ならいいが、単純につまらないので、政治的云々は置いといても、これはだめだと思う。
日本人には辛い映画かもしれない。

 映画は、全編を通して反日感情丸出しの映画。冷静に最後まで観れない人も多いかもしれない。しかし対日感情云々よりも、もしこの設定を日本と韓国を逆にしてみたらと想像すると平和呆けは日本だけではないんだなという事を思う。自分の国のことを考えてみるということは、少なからず必要なことではないだろうか。そういう意味においてはこの映画に対して親近感も沸く。嫌でなければ観てみるのも良いと思う映画です。