このレビューはネタバレを含みます
「俺は空っぽの男だ。何者でもない。」
2025年、80作品目「SOMEWHERE」です。
2011年公開。
監督、脚本はソフィア・コッポラ。
■あらすじ
映画スターのジョニー・マルコは、華やかな…
クレオと過ごしていたら俗世の垢まみれの大人でも改心してしまう。
子供にとってはどこにいるか、何を持ってるか、ではなく誰とどれだけの時間を過ごせるか、なのかな。
子供の頃はほとんど外食もしないし夜中の…
フェラーリで周回を何度も繰り返す男の虚しさ、ポールダンサーを見つめる虚な眼差し。退屈な日々を過ごす中流俳優の退廃を垣間みるなか、娘(エル・ファニング)との交流を通じて自分自身を見つめ直す…。エル・フ…
>>続きを読むソフィア・コッポラ監督のヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞作。地味ではあるんだけど、スターとして生きる傍ら空虚な実生活を送る主人公ジョニーが娘のクレオと過ごす限られた期間の中で現時点から踏み出すこと…
>>続きを読む映像のキレイさと、挿入歌として流れる曲やらWiiスポーツやらの俗っぽさが、いい意味でアンバランスな感じは好き。
彼は空っぽだと言うけど、そんな彼と腐れ縁ぽい男友達はめちゃくちゃ良いやつなのだろう。…
ストーリーや、展開が…ということではなく、何だかとても穏やかな時が過ごせて心地のいい作品だった。
たぶん、静かさが私にとってちょうどよかったんだと思う。付け足された音が少ない分、神経を使わずにその時…
#583
今更ながら初鑑賞📀
当時の僕はアクション・SF・ホラー・サスペンスばかり観てたので、こういったヒューマンドラマって余り観てなかったんだよね〜😅
結果、面白かった😆👍
ストーリーは、ハ…
映し出されるのは暑さを感じないどころか、むしろ涼しげな夏。
異国の地、言語の壁、社会的地位といった分かりやすく孤独を生む素材と組み合わせて、人物の心境をより色濃く浮かび上がらせる手法は、ずるい気も…