”親子の絆”といった題材を期待するとあまり満足できないかもしれないが、ある男のひと夏の思い出として捉えれば、満足できることは間違いない。
男が生涯をかけて追い求める要素とは何か、と問われた時に…
このレビューはネタバレを含みます
今泉力哉監督がオマージュを捧げたという冒頭の黒いランボルギーニが周回する印象的なシーンで幕が上がった。
空虚で鬱屈、都合が良すぎる娘への愛情、不完全な余白と行間が終始、作品全体の雰囲気を牽引してい…
貴族の退屈と憂鬱、リゾート地での缶詰、歳の差カップル(本作の場合は親子)、ポップミュージックの多用など、いかにもソフィア・コッポラらしい作品。
内容は『ロスト・イン・トランスレーション』とほぼ同じ。…
アフターサンを観た後だったので、ある意味心配なく楽しめた。
娘との時間のおかげで自分を見つめ直す、それが希望に感じられる、しかもソフィアフィルターのおしゃれな画面で観れる。娘はただただかわいくて素直…
10年ぶりくらいに観た。
10年前はただ映像のきれいさと女遊びのだらしなさしか印象に残ってなかったんだけど、主人公と同じ世代になってから見るとけっこう胸にくるものがあって、途中涙が出た。
たぶん、…