「あなたを選んでくれるもの」を読んだら観たくなるに決まってる。突拍子もなく好きなことをやる。ミランダジュライの訳のわからなさでも日々に垣間見えるものの沼にはまりつつある。
出るとわかっていだジョーが…
保護猫のパウパウを家に迎えるまでの一ヶ月間、仕事を辞めて自分と向かい合うことにしたあるカップル
ネットを切り、偶然出会った人や見かけた広告に従い、流れに身を任せ続けた結果、幸せだった関係が崩れかけ…
画もリズムもセリフも素晴らしくて何やらせてもミランダ・ジュライはすごいんだなーとなった!どこも貶す点がない!
でも、なんかちょっと観終わった後の満足感が低い気がした…たぶんだけど、出てくる人に息吹…
学生時代夢中になったミランダ・ジュライの小説について、もうあまり思い出せなくなっていて悲しい。それでもあんなに特別に感じた文章が、映画においてはとたんに素朴な魔法のようで不思議。踊ることの生活的惰性…
>>続きを読むミランダ・ジュライは、先に短編小説から入った。その本の著者紹介で、彼女がカンヌで新人賞をとっているということを知る。
パフォーマンスアート、小説、映画と実に多彩な人だけれど、その作品群は不器用な女…
心に染み入るアート作品。
ずっと観たかったミランダ・ジュライの映画。
35歳の主人公が抱える人生に対する不安感や焦燥感、そして孤独感がテーマになってるんだけど、パフォーマンス・アーティストである彼…
ストーリーと対比した不思議な世界の描写は、現実を見つめ始めたようで始めていない、逃避を示しているかのよう。
未来を信じ幻想を追い回す、焦燥感と空回りが痛々しい。
誰もが同じような経験があるのではな…
意識すればするほどすり抜けていくものがあるのかな。時は何をしてもすぎていくし、私たちははじめから自由なのに。
おじいちゃんのちまちま切り張りしたカードや、ドライヤーを大切に扱う所作にキュンときた◎…
このレビューはネタバレを含みます
いわゆる社会的に不器用な人たちの小さな物語だけど、その中でも35歳、みる人によっては美人、二人の不思議かつ落ち着いた感じ、絶妙な浮気相手などディテールがいい。猫を向かい入れるだけなのに自分たちの時間…
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