ふがいない僕は空を見たのネタバレレビュー・内容・結末

「ふがいない僕は空を見た」に投稿されたネタバレ・内容・結末

もう誰も私を救えないし、私も誰のことも救えない。なんて言いたくない、本当は。途方もない気持ちになる。誰かに寄りかかってしまいたかった。丸ごと任せてしまいたかった。誰も私を救えないし、私も誰のことも救えないけれど、でも、手を繋いでどこまででも逃げることはできる、全部無視して全部知らないふりすることはできる、空だけ見上げることはできる、だからそうしようよ。って言いたくなった。

この原作を読んで泣いちゃって、私はひとつ認めたんです。ずっと認められなかったこと。だから映画も見た。小説で言葉ってすごいなーって思わされたから、映像ってすごいなーって思いたかった。私は原作と映画を比べることが好きじゃない。別として評価しようと思っている。けれどこれは、もうちょっと、できた気がしちゃうな。うーん。


福田がだいすき。窪田くんの演技、とても良かったなー。すごくすごく生きてた。福田でめそめそと泣いちゃった。あんずはもうちょっとブスでデブなはずである。途中で挟まる言葉だけのシーンが、あんまり好きじゃなかった。あと、付け加えられたセリフが、あんまり好きじゃなかった。


しぶといっすよね。にんげん。何あっても結構生きてるし。でも弱っちいなあ、この映画に出てくるひとたち、みんなみんなみんな、みんな弱っちい。でもしょうがない。原作で斉藤が生まれたばっかりの赤ちゃんに対して「やっかいなものをくっつけて生まれてきたね」って言うんだけど、きっとそれは性器だけじゃない。やっかいなものだらけで、なんでこんなめんどくさい生き物にしたんだよって文句言いたくなるけど、それもしょうがない。生まれちゃったんだからしょうがない。もうあとは、生きるしかない。
また大好きを更新した。どんだけいい映画見逃してたんだよ。
生きるとは?性と生。日常接する誰もが隠し持ったそれぞれのリアル!それをすごく生々しく描いてて観てて辛く苦しくなった。特にあんずと福田に感情移入してしまった。最初なんで福田がもらった弁当捨ててるのかって思ったけど弁当手づかみでがっつくシーンが、弱さを誰にも見せず強気で必死で生きてきたけど状況に限界がきてしまう福田にリアリティ感じた。あんずのこれの何がそんな楽しいんですかの問いに現実見なくていいからの答え。不倫はいけないけど不倫とかコスプレとか心の拠り所に依存する気持ちも痛いほど伝わった。斉藤の母親もこの人の強さはなんだろうかと観ていたけど電話のくだりでいろんな事抱えて必死で生きてきた事を色々想像させる。強すぎる親を持つと子は主人公のようになってしまうんだろうか。劇中の登場人物の台詞一つ一つも深く重い!役者さんそれぞれの体当たり演技もすごい。ただ一つ気になったのがこの映画に限っての事じゃないですが情事のシーンでのモザイクがなんか急に興ざめしてしまうんですよね。別にモザイクの中見たいという意味ではないんです。なんかAV感が出てしまうというか。AVを否定してもいません。かえっていやらしさがでるというか。映画に限ってはモザイク外してほしいかなぁって思う。作品として観てる時にモザイクがすごく邪魔する気がする。
ただ大好きな作品でした。
「産婦人科」や「性」「産まれて生きること」
をキーワードにそれぞれの登場人物が
それぞれの葛藤や苦しみを抱えている
物語で、あまり救いはない。重い話。

義理の母親と夫に浮気現場のビデオを見られた
主婦の里美(あんず)が「離婚させてください」
と土下座しても、「絶対離婚はしないし
何が何でも子供を産んでもらう」と言われる
シーンはどんな地獄だよと思った、、、

痛々しくてふがいない。
それでもこの世に生を受けて産まれる
子供たちはそれだけで奇跡なんだよなあ。
考えさせられる映画でした。
不倫セックスだろうが、コスプレセックスだろうが、
その行為自体は生命の誕生に繋がるって
なんだか不思議だなぁって
中学生みたいなこと考えとしまった。

生と性が切り離せないことを知ってからも、
その2つの間をうやむやにしたり
同居させたり、
おちゃらけたり、
悩みの種だったり、

不倫コスプレですごく素敵な笑顔でじゃあう二人のシーンを観てから、
登場人物の多面性が魅力的で悲しくて。

「ちょい悪オヤジの神アプリ」みたいな面白いキャッチフレーズのエロ動画広告を見てる男性も、
その人生では
お仕事の真面目な会議出たり
趣味があったり
決まった人とセックスしたり
子供が生まれて感動したり、
ずっと「ちょい悪」じゃないんよなぁ、

エロってなんなんだろう、
子供をつくること、
生きていくことってなんなんだろう、
極端な話、どっちが楽しい時間なんだろうと
意味不明な脱線をまじまじ考えた映画でした。

映画の話に戻って、
窪田正孝の佇まい最高…。
ちょっと高めの声とか、話し方、表情、謝り方。
親友の不貞のビラを配ったかと思ったらからかうクラスメートを殴ったり、
拒否してた「施し」を受け入れた瞬間がまた悲しくて。
多面性といえばバイト先の男性の
「とんでもない奴だから普段はとんでもなくいい奴じゃないといけない」というセリフとか、
主人公のガールフレンド(めちゃくちゃ可愛かった。誰だろ)が不貞の動画みて笑うとことか、
不倫自体も二面性以上のことだろうし、
人間って、もちろん自分含めて残酷だなぁ。

そういう意味ではお母さんのふがいない場面が圧倒的になかったから、出来た人すぎて浮いてた気がする。
どろどろした部分見たかった笑
この映画が存在する意味が、しっかりある、と思った。映画や小説でなきゃいけなかった。どうしようもないものが、ある。生きていると、ある。隠してるけど常に抱えているものを、すくい取って見せられた感じがした。ひたすらに苦かった。映画にぴったり触れられてしまったと思った。
田岡さんの台詞が、何度も頭の中で反芻する。はじめに、次元が違うと思った虚しさに近い怒りの感情は、どっかに飛んでいった。クセもアクもあるのが人間で。当たり前のそれがすごい、未熟なわたしには傷付く。
福田があくつと写真をばら撒いているシーンは、残酷で眩しかった。あのシーンを拡大したら、いったいどんな美しい青春映画ができるだろう、とか。

「僕たちは、本当に自分で自分の人生を選んだか」自分で決めたものがいちばん美しいんだよ。
映画の前半に描かれるのは、高校生と主婦の不倫の話。

永山絢斗の倫理観に葛藤しながらも、色欲に溺れていく感じはリアルで良かったです。
高校生の時に、あんな都合の良い女がいたら、そりゃハマるなと。笑

ところが、都合の良い女っぽく見えた、田畑智子には実は深刻な家庭事情を抱えている事が明らかになる。
時系列をシャッフルした構成が見事だし、同じSEXシーンでも、まったく違う印象を抱かせる対比が素晴らしいなと思いました。

そして、中盤からは窪田正孝が演じる貧困高校生の話が描かれます。

窪田正孝の闇を秘めた演技は最高だし、2012年当時で貧困をテーマにしたのも慧眼だと思う。
ただ、前半の不倫の話と貧困の話が、ちょっと自分の中では繋がらなかったなと。
なので、それぞれ良い話なんだけど、中編の映画を2本見てる様な印象を受けました。

「望んでも子供が生まれない世界」と「望んでないのに子供が生まれる世界」を描く事で、対比をしているんだと思うし、誰もが望んで生まれてきたわけではない…というメッセージも分かるんですけどね。
世界の多様性を描いたが故に、テーマがボヤけてしまったのは残念な部分。
上映時間も含めて、もうちょっと絞って描いて欲しかったです。
百万円と苦虫女と同じ監督さんだったから観てみた。

なんじゃこりゃ~~!?!?!!?
ってシーンで始まったから超びっくりした。

どんなに理不尽でも辛くてもそれでも生きてかなきゃいけないんだ、大変だなあって思ったけど、どんなに辛くても「生きて」って思ったり言ってくれる人がいるのってめっちゃありがたいなーって思いました。
自分が1番辛いって思ってても、意外とそうでもないしね!
永山絢斗目当てで観たから、序盤はオトナなシーンが多すぎてすごいなって感じだったけど、だんだんそれぞれが抱えるものとかが浮き彫りになってきて、惹きつけられた!!!!

永山絢斗も色気あってやっぱ良かったけど、今回は窪田くんがとても役にハマってた!!!!
お弁当を無心に食べるシーンとか良かったなあ、、、、

実際にこんなこと無さそうで、でもどこか生々しくて、リアル。
タナダユキさんやっぱり好きやなあ、、、
僕たちは、僕たちの人生を、本当に自分で選んだか

_
こんなに気持ちのいいセックスの果てに
子供が生まれるとしたら
それはなんて幸せなことなんだろう

俺は——
ホントにとんでもない奴だから
それ以外のことでは
とんでもなくいい奴になんないとダメなんだ

本当に誰でもいいから
ああ、あの子たちの
——あの子の短い人生には
そういう意味があったんですかって
教えて納得させてほしいって、思う

・弁当いつも有難うございます
 →ゴミ箱ボーン
・窪田正孝が窪田正孝っぽく見えないタイミングがたまにある
・おかね…はらえないです、、、の言い方が可愛い
・永山君太ももフサフサなのに他ツルツルでちょっと羨ましい
 雰囲気と声がちょっと瑛太っぽい

自分が幸せになりたいはずなのに
誰かを不幸にして笑って
自分も不幸にして虚しさで満たされる
誰にだって平等に朝陽は昇ってしまうから
いつか平等にくる終わりまでをただ
あるように生きるしかないのかもしれない
窪田くん目当てで観た。覚悟はしてたけど本当にしんどい…長くて重くて辛い。でもやっぱり窪田くん凄いわ。お芝居である事忘れてしまうのよね。一番印象に残ったのは同級生の女の子の自転車をいきなりガンッッて蹴って倒してビラがばぁぁってなって(語彙力)怒るのかな?って思ったら俺にもビラくれって言うところ。あのガンッッって自転車蹴り倒すとことかマジでナチュラル過ぎる。ビビる。時系列バラバラになると途端に話がわからなくなってしまう人間なのでそこは難しかった。でももう一回観たいとは思わないなー万引き家族にしても邦画のこういうやつはガチで脳天ガツンとくるな…メンタルぼっこぼこや…原作は読んでみようかな。
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