みんな何かの代用品。それを分かりつつも誰かのオンリーワンになりたい承認欲求がある。
無垢な人形でも誰かと触れていくと、自我が芽生えて誰かのオンリーワンになっていきたいと思ってしまう。自然と。
人生…
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この映画はなんかジャケを見るたびに惹かれるものがあって予告編とかレビューとかどんな内容かむしろ映画のタイトルすら見ずに突発的に観たけど今このタイミングで観るべき映画だった。悶々としていたものへの答え…
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"ラブドールが心をもったら"
想像しただけで切ない!
"だれかの性欲処理としての所持品"である自覚がある中で
別の人間に恋をするというストーリー、
ビデオ屋の店長におどされて行為をされたあと
じぶ…
キャストのビジュアル、衣装、セリフの感じ、アートワークがすごくマッチしてて、大好きな世界観!軸のストーリーが好きというよりは、その世界観(一コマ一コマの絵作り)とか、登場人物とのぞみの会話に心動かさ…
>>続きを読む生まれてくることの残酷さや美しさとは何なのかーみたいな映画に感じた
性処理とはただの表層的な部分であって、子育てのように親の求める姿というものを歳を重ねるごとに感じつつ自らの自己が芽生えてくるなか…
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心を持つことは良いこと(苦しいこともあるけど、それも含めて美しい)として描かれていたと思う。
命は自分自身だけでは完結できないように作られているらしい(お爺さんが語っていた吉野弘さんの詩。生命は自…
(C)2009 業田良家,小学館,『空気人形』製作委員会