このレビューはネタバレを含みます
心を持つことは良いこと(苦しいこともあるけど、それも含めて美しい)として描かれていたと思う。
命は自分自身だけでは完結できないように作られているらしい(お爺さんが語っていた吉野弘さんの詩。生命は自…
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映像と音楽がとても綺麗だった。
そして、オダギリジョーが言う「おかえり」と「行ってらっしゃい」というセリフは、是枝監督作品に一貫する家族というテーマとも繋がるもので、この言葉がどれほど大切なのか、帰…
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・・・私は空気人形。性欲処理の代用品・・・
空気人形“のぞみ(ペ・ドゥナ)”が劇中で何度も自戒のように呟(つぶや)く言葉。
本作は心に虚無感を抱いた人々に捧げたファンタジーである。
──敢えて…
観たいと思ってなんとなく先延ばしにしていたけれど、すごくよかった。
涙を流せないラブドールがキラキラしたものに惹かれるのが切ない。
是枝監督「怪物」のあのバスの中とかが好きな人にオススメ。
…
正直よくわからない部分も
多くあるんだけど、
「正直よくわからないけど
なんかめっちゃわかる」ところが
たくさんあって、
それですごい作品だと思った
ペ・ドゥナの出演映画、
空想のシーンで
サプラ…
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R18映画できわどい場面があるから万人にはお勧めできないけれど
ちょっと懐かしい2000年代初頭の雰囲気が素晴らしいけれどその一方で”代わりなんていくらでもいる”というキツイ職場、精神を病みごみを…
「心を持つことは、切ないことでした」
ある朝、空気人形であるのぞみは本来持ってはいけない「心」を持ってしまう。
初めて「心」を持ったのぞみはまるで幼い子供のように見るもの、触るもの、出会うもの全…
(C)2009 業田良家,小学館,『空気人形』製作委員会