8年ぶりくらいに観た。どう見てもグロテスクな映画なのにこみ上げるものが強い。
ある日、突然心を持った空気人形。「本当に二次元の彼女が来たら面倒臭くて耐えられないよ」と二次元愛を嘯いている人の結構な…
『もしもラブドールに魂が宿ったら。というファンタジードラマなのだが、この比較的簡単なテーマにしては、誰もが思いつく範囲に留まっている。「心を持つことは切ないことでした」ペ・ドゥナが演じるからこそであ…
>>続きを読む是枝裕和は、あまりに丁寧な映画を作る人間だ。脚本は上手で、演出は巧みで、編集を間違えない。(この点において坂元裕二との相性の良さは必然と言えよう)
ラストシーンでは「きれい」と台詞で現すし、代用品…
設定、世界観おもしろい
アイデンティティに目覚めても虚無感からは逃れられない 自分の価値、肯定感、社会性、誰かの役に立ちたいができない、誰かにとって代わりのいない唯一の存在になりたいが空気だから無理…
ラブドールが心を持ち始める話。
板尾さんがヤバすぎで、本気で最高でした。
設定のヤバさに対してちゃんと1本のしっかりした映画になっていたのは、是枝監督の力だなと思いました。
オチも結構好きでした。
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(C)2009 業田良家,小学館,『空気人形』製作委員会