留学先の授業で視聴。
時代は変われど弱者の人権を侵害する強者の欲と、それに命をかけて対抗する弱者の対立は変わらないのだということを、映画の中で映画を撮影しているという設定で上手く表現しているように感…
映画撮影のためボリビアを訪れたクルーが、民営化された水道事業の急な値上げに抗議するコチャバンバ水紛争を目の当たりにする話。
短めということもあり、全くダレない映画。
劇中劇となる映画では、インディ…
このレビューはネタバレを含みます
「水」と「映画」。それぞれが大切なものを命をかけて守ろうと奮闘する姿に心を打たれました。命をかけてまで守った貴重な水をお礼に手渡すシーンが素敵だなあと思いました。そして、映画の中に映画が入り込む二重…
>>続きを読む現代の多国籍企業が南米の水利権を覇権する現状と、過去のスペインが南米の植民地化を進めた事実がオーバーラップして圧巻。それから、映画の中で映画を撮ってるからそれも圧巻。どうやったらこんな設定思いつくの…
>>続きを読むボリビアでの、新大陸発見と植民地化の歴史を描く映画の撮影に、現地で実際に起こった水供給事業の民営化を阻止する紛争が重なる二層構図。ラディカルな現地の青年を中心に据えて二層を貫くことで生まれる緊張感…
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