成功の甘き香りの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『成功の甘き香り』に投稿された感想・評価

山田

山田の感想・評価

4.6

傑作フィルム・ノワール。欲望に爛れ切った男達の応酬とNYの夜景ショットにゾクゾクする。ディスクは入手し辛いがその価値は十分有る。
小物に徹するトニー・カーティスの如何も無いクズ感も素晴らしいが、何と…

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高野順

高野順の感想・評価

4.3
 影の黒さを観られただけで満足。ラスト街を行く彼女の顔に光が差す。見事な光と影の演出。
 女優の凍てついた顔の演技が異様に上手かった。

エミリー・ディキンソンの詩が元になってこの映画のタイトルは作られた。エミリー・ディキンソンはアマーストという田舎町に1830年に生まれ、そこからほとんど出なかった詩人である。生前に発表された詩は10…

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「死ぬまでに観たい映画1001本」940+214本目

めちゃくちゃかっこいい映画。1957年のニューヨークのいかした感じが伝わってくる。
ニューヨークの街のモノクロの街がめちゃくちゃイケている。

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xo

xoの感想・評価

3.8

66年前の映画にして、作品が描いている人間のありようには今に通ずる普遍性がある。メディア界における帝王のような男。あったこともなかったことに、なかったこともあったことにやりたい放題。まさに権力の権化…

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似太郎

似太郎の感想・評価

4.6

【ダーティーワークス】

NYに於けるショービジネス界内幕ものの代表作。バート・ランカスターとトニー・カーチスが闇のビジネスマンをふてぶてしく、時に人間臭く演じている。

寂れたNYのオール・ロケが…

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AONI

AONIの感想・評価

4.0
若い頃のトニー・カーティスは、こういう業界の先輩や兄貴分に果敢に挑んで、「かわいがられる」役が本当によく似あう。
ペイン

ペインの感想・評価

4.3

ニコラス・W・レフンやS・クレイグ・ザラーのオールタイムベストの1本。

とにかくモノクロ撮影がリッチで、夜の街の捉え方等にジョン・カサヴェテス『アメリカの影』や『すべてが狂ってる』くらいの頃の鈴木…

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CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

3.5

【上昇への渇望は地に打ちのめされる】
「死ぬまでに観たい映画1001本」掲載のフィルムノワール『成功の甘き香り』を観ました。

本作は、ニューヨークの喧騒、活気あふれるストリートから始まる。新聞が印…

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面白い
NYのショービズ界を牛耳る大物コラムニスト、ハンセッカー(バート・ランカスター)を中心に展開されるフィルムノワール
妹以外の全てを手に入れたハンセッカーが妹に執着する様と、彼の腰巾着となり非…

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