時計じかけのオレンジにも共通するテーマ性を感じました。しかし彼イコール純粋悪というふうには描かれていない気がします。自身の持て余す狂気や凶暴性というもののはけ口を見出せずに困惑しているように見えるの…
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イギリスで今も刑務所に留置している囚人、チャールズ・ブロンソンの生涯を、少しだけ喜劇っぽく描いてる。
劇場の観客に向けて、自分の生涯をおもしろおかしく語るブロンソン(自分の人生を比喩して魅せる)のシ…
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「自分に興味が無いなら、みんなのことも放っておけ。……哀れな奴だ。」
とかなんとか。ぐっときた中間部分が記憶に残らなかったのに、その感覚がじんじんと。。
刑務所長が彼に言い捨てた言葉。
痛くて、切な…
いいね。
ドライヴはピンと来なかったけど、これは凄く良かった。
なぜかブロンソンがだんだん可愛く見えてくる。
トム・ハーディはダークナイト・ライジングのベイン役がどうしても前作のジョーカーと比較され…
レフン作品でいえばdriveより良かった。
ただ、この作品に関してはあまりにもスイートスポットがなさすぎて、好きか嫌いかはっきり別れる作品である。
恐らく、嫌いな人の方が多いと思う。
個人的には''…
「オンリー・ゴッド」を観て、そういえば似たような暴力映画を最近観たなと思って調べてみたら、この「ブロンソン」、やはり監督が同じだった。
暴力をごくごく表面的に、スタイリッシュに描いているだけ、とい…
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