なんだか妙ちきりんな映画だった。
冒頭のシークエンスはその映画の全てを表すというけど、この映画もしかり。のっけから鱒の受精シーンを見せつけられてイヤーな予感はしたけど、そのまんまエンディングまで2時…
【知られざるロスト・イン・トランスレーション】
アンスティチュフランセのゴーモン特集目玉の一つジョゼフ・ロージー監督作『鱒』を観てきた。
ジョゼフ・ロージーといえば、『101 CULT MOVIE…
ダンスフロアに入る手前で腰振るユペールが推し
ラディカルな姿勢は置いておいて、
歪曲された日本、特に銀座でうろうろするシーンは、銀座のコンセプトが良くも悪くもそのまま具体化されたみたいでめっちゃ良か…
「La Truite(鱒)」というシンプルなタイトルの小説の映画化。
フランスの田舎の養鱒場で生まれ育った主人公フレデリーク(イザベル・ユペール)は気弱そうでセクシュアリティもゆらいでる夫のガルーシ…
◎ 不思議な映画、ロージーっぽいダークな画面は少ない。
ボーリング場での偶然を機に夫がいるユペールがテラコッタの会社の富豪に日本に連れてきてもらってから時折決して今のように恵まれた環境ではなかった過…
変な映画だが面白い
ユペール演じる田舎娘が、実業家との奇妙な縁でバブル前夜の東京へ訪れ、最終的に成り上がっていく話
どこに居たって結局は同じ、ヘテロもホモセクシャルもどうだって良い、という退廃的な台…