このレビューはネタバレを含みます
田舎町にやってきた「侵入者」のアダム。彼は「侵入者」呼ばわりする黒人10名の高校入学を受けてヘイトスピーチを撒き散らし、町中に黒人嫌悪の渦が広がっていく。
この時代にしては珍しい、黒人側に立ってる…
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まぁまぁ面白かった。
よそ者が人種差別を扇動するって映画。ラングの映画に比べると、民衆の狂気感が弱いし、リンチシーンも、ブランコに手足を縛って揺らすだけで物足りない。
とはいえ、オーソン・ウェルズ…
「ロジャーコーマンの本気」
確かにコーマン作品とは思えないジャケット。
借りて帰ろうか帰るまいが必死に悩んだが.......
俺はコーマンの本気を観てみたかった!!
これは!もしかして『ジ…
84分に収めたコーマンのメッセージ性が強い作品。
それ程有名な作品ではありません。興行的失敗をしたわけですから。
しかし、内容については背筋が凍るようなもの。群衆が如何にして扇動されるかを描いて…
簡単に他人の煽動に乗ってしまわない様な知性を持つことの重要性を人間は備えておくべきだ。何処からともなく現れた侵入者により煽られてしまうその時代のアメリカ南部の人々は加害者であり、そのままエス…
>>続きを読む白と黒で赤!
人種差別に対し、鋭い批判意識で切り込んだ社会派ドラマにして、コーマン監督随一の問題作。
黒人差別の激しい南部のとある町に、全身を白いスーツに包んだ、アダム・クレイマーと名乗る男がや…