きっぱりと昼と夜。
幌馬車の車輪の軋む音と共に歩く歩く歩く荒涼とした大地。
案内人ミークの胡散臭さと冷酷さ。
「瞼を切り取り太陽を直視させたまま生き埋めに」
怖いわ!
先住民の言葉の解らなさと壁画…
彷徨いとは人生なのだろう。
作家力のある人の作品が好きだ。
だから確実にケリーライカートの作品は大好きなのだ。
最初のシーンの素晴らしさたるや。
しかし
始終、隣からだいぶ大きめのイビキが垂れ流…
「人生」だ!
不明瞭な振る舞いの中に、何を見出せばいいかわからない。それでも、行く道は決めなければならず、進むしかない。
自分の判断を疑い、その根拠を疑い、人の真意を疑い、未知なるものの意味する…
西部開拓時代、荒涼とした大地を進む開拓者3家族が案内人ミークのせいで道に迷う…
水や食料が尽きていく中、この口先だけに見える男に運命を委ねる事への不安。決定権のない女性が疑念の末に意志を持つ、
そん…