ケリーライカートを追っかけて視聴
始まりから終わりまで迷子映画
先の見えへん旅はキツイよなあ
信じられるものがない以上自分が同じ立場でも
ミシェルウィリアムズと同じように
インディアンを信じてたと思…
このレビューはネタバレを含みます
ぼんやりとした作品
綺麗に結末まで進む事はなく物語の終わった後に興味が湧く。
胡散臭い案内人が示す道では全く目的地に辿り着く様子はなく砂漠のど真ん中で水も少なくなり疑心暗鬼になる。
そんな中、馬…
まず、全編を通してショットの構図と光彩の妙が卓越しており、画面そのものが視覚的陶酔を誘う。ケリー・ライカート作品にしばしば登場する動物のモチーフは、本作でも効果的に配置され、荒涼とした情景に一抹の慰…
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三組の夫婦と1人の子供、荷物を積んだ馬車を運ぶ牛、綺麗な顔立ちの驢馬、数少ない馬と、胡散臭い案内係で荒野を歩く。
ミークは道案内に自信満々で、俺に任せれば2週間で目的地に着いて、一山当てることができ…
このレビューはネタバレを含みます
状況は限界だが、草を踏む音や動物の鼻息、車輪のまわる音が心地よい。最初有り余る水から映像がはじまり、以降ほぼないという対比も良い。
“ミークスカットオフ”というタイトルは“ミークスの限界”、つまり彼…
前作となる『ウェンディ&ルーシー』(2008年)が、現代を舞台としたリアリズム的な語りだったとするなら、この『ミークス・カットオフ』(2010年)は、時代劇(西部劇)としての寓話的な語りとなっており…
>>続きを読む冒頭の川の一連のシーンが印象的で素晴らしく、川の深みに使って進み豊富な水を汲むシーンが、その後の延々と水を求めて彷徨う展開を際立たせる。西部劇的な記号(疾走する馬、腰に銃を下げたガンマン、町の酒場、…
>>続きを読む西部の荒野を人の住める水場まで移動する三つの家族は長旅に苛立ち疲弊する。彼らを先導するのは自信満々に道に迷ってそうな胡散臭い案内人ミーク。そして途中で彼らに捕まる先住民の男。先住民をすぐ殺そうとする…
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