今をときめく中村倫也クンの初主演作。
パンクと若者と青春を題材にしたらこう仕上がる見本のようなお決まり感。
決して悪くなく嫌いではないのだが、スパイシーさに欠ける。
青春とは何かと中途半端なモノだ…
例えば4.0という評価と2.9という評価だったら2.9の方がそりゃ予想を上回るよなって思った笑
ハードルは下げれば下げるほどいい。
中村倫也ファンなら間違いなく面白いだろうし、脚本も悪くなかったけ…
うん、薄い。ぺらっとしてた。
題材として描きたいものは判るからこそ、なんでこういう風に作ったんだろう?と思わされる部分が結構あった。
4人の関係性も各々の葛藤も時代背景もバンドの本気さも全部中途半端…
どちらかというと平均的で平坦な感じの青春を過ごしてきたので、こういった物語は創作物の中だなと思ってします。
ある意味リアルな部分もあったりするのかな?ちょっと自分とは距離があってなかなか感情移入が…