前半は映像から迸る寺山修司パワーが衰えている感じがしていまいちだったが、後半ぐんぐん面白くなっていきました。でも終盤は、いかにも遺作といった感じの索漠とした空気感が漂い、何だかさみしくなってしまった…
>>続きを読むおー、これって百年の孤独だったんかー。
美術と構図の快さにうっとりとする時空間であったわい。
こういう翻訳の仕方もあるんだなと感心せられた。逆を言えば、自分の好きな作品はすべて、自作という形にこ…
愛してる
いやなんかね、寺山修司がただただ好きなのでその時点で星5なんやけど、私って実は、原田芳雄のガチ恋、みたいな素振りを、上映中の2時間だけはしてしまうというか、私が時たま唱える「映画=2時間…
時計は一つの正しい時間を示すものでなく、それぞれの時計がそれぞれの時間を持つという発想が良い。村中の時計を砂に埋める行為が、もうシュールすぎる。
堅固な帯が象徴するものとは。
生と死と性と、個性…
ガブリエル・ガルシア=マルケス「百年の孤独」を、岸田理生と寺山修司が脚色、寺山が監督した、ある村に住む一家の百年にわたる興亡。村中の柱時計を盗み出し、穴に埋まる。穴、時間の喪失といった暗喩がまず示さ…
>>続きを読む「さらば箱舟」は1984年公開の127分の作品。ガブリエル・ガルシア=マルケスの小説『百年の孤独』の映画化作品ということであるが、最も似ているのは舞台設定で原作はコロンビア、本作は沖縄の、架空の地域…
>>続きを読む