女教師 汚れた放課後に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『女教師 汚れた放課後』に投稿された感想・評価

田中陽造脚本、根岸吉太郎監督。後の「ゆきてかへらぬ」コンビ。教育実習時代に、覆面の男にレイプされた風祭。犯人を警察に突き出すが、その男(三谷昇)は生徒、太田あや子の父だった。風祭は東京の学校に転任。…

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ニシ
4.1

「喪失」をめぐる丁寧な物語であることはさることながら、物語のトリガーとなるアクションが、補導された女子高生が自分の身元引受人を自分の父親に無実の罪を着せたあまり面識もない女教師に指名したことであるこ…

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ぴよ
5.0

(35mm)
冒頭の陸橋を歩く手ブレがカッコよかった。ライティングがずっと素晴らしい。夕焼けと朝焼けの対比も良い。

女性主人公のアメリカン・ニューシネマという味わいもあるか。後ろ暗さがつきまとうの…

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旅一座が出てきたあたりからのメロウネス、すごい。この展開に旅一座を登場させるの、冴え過ぎている。

大傑作。過去に傷を持った者たちへのララバイ。タフでポジティブな社会(恋人やナンパ連中の描写、温泉宿のオンステージの描写完璧)から取り残された人々の繊細な逃避行。濡れ場はキッチリ見所あって、ストーリー…

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5.0

壊れてしまった父親への贖罪の物語はややお節介気味で教師自身の気が済むかどうかの問題ではあるが、だからこそラストの父親との行為はお互いに癒しと救いがあり、浄化されるような感動がある。他者との繋がりを求…

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その他の女優より、愛嬌と赦しの三谷昇を愛さずにはおれない。

飼っていた兎の肉を食った業を、我々は全員が持っている。
4.5
相手の寂しさを共有しないと感じられない風祭ゆき。人間の心はどこまでも虚ろで、満たされず、寒い。
ヒロ
4.2

見た目はゴージャス脱いだら貧相メンタルヘビー級な銀縁女教師を楽しむのか?見た目はウブ身体は完熟耳に残る秋田弁を駆使しナンパ男をクリティカルで葬る言葉の重み女子高生を楽しむのか?あなたの答えはさぁどっ…

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たまにそぐわない音楽が流れつつ、基本静かに進んでいく。孤独な女教師と孤独な女生徒。体を与えることでしか他人との道が開けない。そこに愛はあるのかな、ないのかな。狂おしいほど愛しているのかもしれないし、…

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