天国の口、終りの楽園。の作品情報・感想・評価・動画配信

「天国の口、終りの楽園。」に投稿された感想・評価

21世紀の日本の路上にニールキャサディはいなかったかもしれないが、浜田ブリトニーがいた。彼女のデビュー作はもう一生読めないのだろうか。
コンセプトは好きだけど、セックスシーン見せられすぎて食傷気味になったし、肝心の性の手解き役の女優が馬面すぎてストーリーにのめり込めなかった。
ラストのキス、生を楽しむというのはああいうことを言うのだと思う なになにはホモとか言ってる暇あったらおめーらでやれ!

ナレーションがいちばん沁みる
むしろこれがなかったらただの男児歓喜映画
Miki

Mikiの感想・評価

3.4
性欲爆発男子と人生の岐路に立つ女性のロードトリップ映画。強いていうなら「ドリーマーズ」の超下位互換。セクシーな映画のランキングに載ってたけど、どのセックスも拙くてセクシーとは言いづらい作品でした。少年たちの自分本位の行為が作品の言わんとしてることだからいいけど。
ルイサのお互いの彼女を寝取るなんてお互いにヤりたいだけでしょという発言は的外れではない気がしました。天使の口が見つかったシーンや、ナレーションが入る感じは良かったです。
夜が明けると

ルイサが怯えてたのは夜の闇じゃなくて、、、
区切り区切りでのルイサの涙がとても印象的で、旅の終わりのシーンで心を持っていかれた。
夜が明けたらそこは幻のビーチ。ちょっとメルヘンチックなロードムービー。冒頭のスピード感あるシーンからテンポがとても良く飽きずに見られる。ブツ切りの編集が記憶に残る。
ラテンならではのオープンな演出と対照的な静寂がとても好きだった。
好きなロードムービー。
[] 70点

恋人とセックスしながら"外国人とセックスするなよ!約束だぞ!"とか言うテノッチ篇と、恋人の両親がいる上階で彼らを待たせながら超速セックスを展開するフリオ篇の冒頭部分のスピード感は良い。その後はこのよく喋る二組のチンコたちの痴話喧嘩に"付き合いきれない"とブチギレつつしっかりセックスする人妻が加わって、幻のビーチを目指す虚しい旅が始まる。基本はずっと痴話喧嘩なのであまり興味が持てなかったが、終盤の酔っ払って"俺たち穴兄弟!ギャハハ!"とか言ってる飲み会は一周回って面白かった。マリベル・ベルドゥにユラ~っと近付く長回しは映像のエロさと内容がようやくマッチした感じがした。
Haruki

Harukiの感想・評価

4.8
アルフォンソ・キュアロンによるロードムービーの傑作。

太陽と活気の地メキシコを活写しながら、少年期の終わりを迎える男たちを頽廃的に描く。

刹那的な輝きと燃え尽きた後の心の穴を鮮烈に描き、そして少年期が終わってからも続く人生をもしっかり予感させていく。

俳優陣の演技も素晴らしい。

キュアロンらしく長回しも多用されていて、リアル感とダラダラ感が出ている。

今世紀を代表する作品。
要一

要一の感想・評価

4.0
ただ漠然と退屈で、色んなことに色めき立つ青春真っ只中のテノッチとフリオが、夫に浮気されたルイサと、架空のビーチ「天国の口」を探すロードムービー。
周りなど一切気にならず、喜びも痛みもセックスや色恋のことばかりのテノッチとフリオ。それと同じようにルイサも夫の浮気による痛みを抱えていると思いきや、その涙にはさらに先があって。
ラストで明かされるルイサの秘密が、テノッチとフリオの、あの時のセックスに溢れた頭脳ややんちゃをさらに青春の瞬きにして、あの旅が終わりに到達したキスからその後の静寂の儚さをさらに意味あるものにする。
一人旅

一人旅の感想・評価

4.0
アルフォンソ・キュアロン監督作。

メキシコを舞台に、実在しないビーチ“天国の口”を目指して旅する二人の高校生と人妻の姿を描いたロードムービー。

『リトル・プリンセス』(1995)『トゥモロー・ワールド』(2006)『ゼロ・グラビティ』(2013)のメキシコ映画界を代表するアルフォンソ・キュアロン監督によるロードムービー。主演はメキシコ出身で『アモーレス・ぺロス』(2000)や『モーターサイクル・ダイアリーズ』(2003)に出演した名優ガエル・ガルシア・ベルナルと、本作が出世作となったディエゴ・ルナ(二人はプライベートでも大の仲良し)。二人と旅する人妻役にスペイン出身のマリベル・ベルドゥ。

暇を持て余した高校生フリオとテノッチが年上の人妻ルイサを誘って、メキシコシティからカリブ海沿岸の実在しないビーチ“天国の口”を目指して車で旅する姿を、メキシコの自然&風土に彩られた美しい映像と過激な性描写を交えて描き出したロードムービー。

画面に充満する“自由”の気風。ルイサは夫に浮気され傷心状態の中、出会ったばかりの二人の高校生と気ままな旅に出る。窮屈で息苦しい夫婦生活を抜け出したルイサを待ち受けるのは、何にも縛られることのない唯一無二の自由。性欲有り余るフリオとテノッチを誘惑しセックスを愉しみながら、時にはお酒を飲んでバカ騒ぎして、時には地元の住民と一期一会の交流を堪能する。フリオとテノッチも暇な日常を飛び出して自由の旅へと没頭する。仲睦まじい二人だが、お互いの彼女を寝取ったと告白したことで喧嘩が起こってしまったり、その一方で強い友情で結ばれている二人は何だかんだでお互い許し合い自由気ままな旅を続ける。男女三人の、徹底的に自由で開放的な旅。
だが、結末に向かうに従い、自由で希望に満ち溢れた三人の旅はそれぞれの“終り”へと終着してゆく。生と死、友情と青春の終焉、別れと大人への旅立ち…。もう二度とあの煌びやかな日々は戻ってこないという青春期特有の儚さが、鑑賞後深い余韻を残す。青春をとっくに過ぎた大人には余計に心にガツンとくるかもしれません。

キュアロン監督お得意の長回しの撮影もさることながら、メキシコの風景美を完璧に切り取った映像が魅力的。まっすぐ続く一本道、荒涼とした大地、青い海と白い砂浜のコントラスト…。メキシコを旅したくなる青春ロードムービーの秀作。
qp

qpの感想・評価

4.0
 いかにもラテン系って感じで、日本ではこんな感じの映画は作れないと思えます。そのくらい映画の登場人物の皆がオープンで羨ましい限りです。

 映画内で繰り広げられるバカ騒ぎができるのも、本当に一時期であると思います。この時期を人生全体の1ページと見ていることから、ラストで全く違った位置づけであったことが理解できます。振り返られたと同時にもう一度戻れたことのうらやましさも感じます。

 自分も死期が分かっていれば、同じような行動をとると思います。そしてそういう意味では「死ぬまでにしたい10のこと」の違った方向からの描写だというふうに感じました。
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