2024.6.3
記憶との理想郷の果てに他者の自我が芽生えたとき、その儚さと悲しみを以てしてそれは狂瀾の現実と化すであろう。
2024.5.2
その喪失感さえも日常と言う籠の中であり、そのまた喪失…
暗殺の森とか撮ってた人が、数十年後にこれを撮るんだ、不思議なもんだと素朴に思う。映画のあの時代とこの時代というのが繋がってないというのもある。こういう路線で言ったら山本直樹とかもっと突き詰めてるしな…
>>続きを読む素晴らしい映画を教えてもらった
実際は何も知らない癖に外の世界を知ったような口で喋る2人に苛立った
自分達が恵まれていることも知らず、マシューが2人をどれほど愛したかもわからず、マシューの前で愛なん…
自分達は裕福な家庭で育っている反面で彼らの持つイデオロジーは彼らの現実とは逆の方向のもの。
自分の恵まれている状況にわざと目を逸らし、自分たちはああいう奴らとは違うと主張しつつでも、結局裕福で物に…
たぶん、やるべきことはすべてやり終えたベルトルッチが、力の抜けきった力に満ちた映画を撮ったように感じられ、なんて素敵なんだろうと、ため息が出た。
そして、ゴダールの『はなればなれに』(Bande …