生きたい
生きることに執着していた久蔵が、持論を捨てざるを得なくなったのは、腕を見込まれて教官になったからか。
教えた若きパイロットたちが、次々と死での旅路に向かって行く。
妻と子の為に生きる…
2024/02/03
とても、よかったです。
いのちとは…
生きたいと思うことすら許されない時代、生きて帰りたいと思うことが愛だったと…
宮部と大石が代わったと聞いたとき、整備にこだわる宮部が気…
戦争が与える心の苦しみが丁寧に描かれている
ただ死にたくないのではなく、家族のために生き残りたい、守りたいという思い
次々と犠牲になっていく教え子を見ていく苦しみ
色んな思いや葛藤がある
戦争をただ…
人物の語り、リアクションが大仰でいまいち乗れず。過去回想から戻るとだいたい目に涙を浮かべてうなずいている。納得できないことがあると急に叫びだして詰め寄る。心情心理の解像度が荒いのか。
血を吸った刀…
パールハーバー、ミッドウェーとストーリーが進み特攻部隊による部下の死により意気消沈しつつも、最後まで他人を想う祖父の過去の描写は素晴らしい。
ただオチが戦争を勉強して少しバランス感覚を欠いた主人公…
宮部さんは、死んだら愛してる家族が困るから死ねなかったんだな
家族がいなかったら、教え子を見殺しにすることもなく死ねて楽になってたんだろう
愛が人を苦しめるのは古今を通じて変わらないことだけど、戦…
「私たちだけが特別なのではない。あの時代、一人ひとりにそんな物語があった。みんなそれぞれ胸に秘めて、何事もなかったように生きているんだ。それが、戦争で生き残ったということなんだ。」
この言葉がすごく…