『ティエリー・トクルドーの憂鬱』ステファヌ・ブリゼ監督作品。ロカルノ映画祭に出品、セザール賞では監督賞など4部門にノミネートされた。
出所したばかりの息子、尊厳死を選択した母を静かに描き出した作品…
「尊厳死」を選択した重病の老母と、ムショ帰り失業者である中年息子の物語。
2013年フランス映画
基調は淡々としているがエモーショナルな場面もいくつか。
しかし、こちらの心情に強く響いてくるわけで…
尊厳死について考えさせられる映画。
やっぱり自ら死を選ぶと言うこと頭ではそれが最善の方法だと思っても、いざとなると怖いしこれで選択肢はあってたのかなと思うよね。
小言を言う母親とカッとしやすい性格…
キツくて泣いた。私は尊厳死は賛成派なんだけど、このやり方は親の立場、子の立場どっちもキツかったなぁ。だけど、最善な気もするし…。沢山考えさせられる良い映画だと思います。
麻薬密売で服役していた中年男…
良かったなあー静かで好きな映画でした。
結局親子なんて、分かり合ってるようでいてわかってなくて、そのへんの映画みたいに、年をとってから急に思いをぶつけ合ってお互いに分かり合えましたハッピー、なんてこ…
状況が許せば尊厳死を選びたいと思っているので観てみたが、このダメ息子の存在意義がわからない
愛犬に殺鼠剤を食べさせるというのも受け入れかねる。他に呼び戻す方法はあるだろうに
しかし、
質素な食生…
死に方を選べる時代になっま今
どんなふうに身じまいをするのか
犯罪を起こそうと
母の息子への思いは不変であり
成人しきった男が唯一甘えられるは
母だけなのかもしれない
尊厳死を扱ったテーマだけに…