ずっとATG作品だと思ってたけど違ったのかも
水彩画とアニメーションを組み合わせた映像が美しくもあり、不穏でもあった…
映像がいい それ以外ない
ジャンヌが麗しい
今の時代じゃ絶対できない話の内容…
単純な見方だとは思うが性暴力や犠牲や狂気を一貫して男性目線で美化しかつ執拗に描いていて嫌い 革命を率いたのは女たちだったのだ!と言われても、とってつけたエクスキューズのようにしか感じられなかった 絵…
>>続きを読む部分ではモチーフを特定できない水彩だからこその魅せどころである流れるような場面展開の七変化に、ベラドンナ摂取レベル(!??)の酔が回る。
白目の政府と黒目の民衆、花誘う悪魔入りの娘ジャンヌの目には…
まさにアートでした。
セルアニメとは違い、イラストがスライドされた形でしたが、
とにかく美しい。
描かれた内容は、理不尽な魔女狩りの内容。
幸せな結婚となるはずのジャンヌが、
ひたすら凌辱され、悪魔…
これぞ正に映画で観るアート。70年代にこんな作品が描かれていたとは。
ジャンヌの官能的で魅惑的で、エキゾチックな描き方が中毒レベル。
内容は救われないけど、絵力も表現もなんとも言葉に表現できない世界…
キッツい内容を紙芝居にすることで緩和している。
映像の工夫で特異な作品に感じるが、話の内容自体は特に奇をてらった部分は無く、つらい思いをしたジャンヌが悪魔に魂を売り渡し一瞬の成功を得るが、結局は悪魔…