平凡な人が思考停止することで悪を成しうる。誰もがアイヒマンになりうる。
流されず、自分の頭で考えないといけない。でなければ、AIと同じで人間である価値がなくなってしまう。
一方で、ナショナリズムはデ…
このレビューはネタバレを含みます
「悪の凡庸さ」という言葉だけ知っていたけれど、この映画を観て、アーレントが“思考すること”をどれだけ重視していた人なのかが強く伝わってきた。
アイヒマンを怪物ではなく、思考停止した官僚として分析し…
このレビューはネタバレを含みます
実際の映像をうまく組み込んだ裁判シークエンスはいわずもがな、
ラストの、演説のような、説得のような講義シーンは見事の一言。
間延びせずテンポ良くアーレントの主張と人間関係(環境)をまとめた映画という…
研究室の同期たちと。
有用性に限らず、孤独でいること、そして思考することの大切さを主張するアレントの背景を知る。
凡庸な人の悪について、言い得て妙で思考がない限り、その悪はその人の正義へと変わる。…
地獄への道は、思考放棄からなる
1960年代、世界がアイヒマンを冷酷な怪物と断罪するなか、ハンナは彼を「単に命令に従っただけの、どこにでもいる小役人」と捉えた
自分の頭で考えることを放棄した結果、…
過去鑑賞。
ドイツ生まれのユダヤ人ハンナ・アーレントは、ナチスから逃れてアメリカに亡命し、第二次世界大戦後は哲学者として敬愛されていた。1960年代初頭になり、多くのユダヤ人を強制収容所に送ったアド…