他の方もおっしゃっているように、前提知識がないと議論の内容は少し難しく感じる。
少なくとも、
・反ユダヤ主義と反ナチズムの区別
・アイヒマン裁判のおおまかな流れ
・ハンナ・アーレントの基本的な思想
…
絶対に今観るべき映画。
同時に、こんなに憂鬱な映画はない。
今のイスラエルの、アメリカの、世界の現状をアレントが見たらどう思うだろうと想像して涙が止まらない。
本当にしんどいけれど、私たちも目を背け…
このレビューはネタバレを含みます
著書「全体主義の起源」(1951)でナチズム、スターリニズムを分析・批判し思想史に大きな影響を与えた政治哲学者ハンナ・アーレントの実録ドラマ。監督は「ローザ・ルクセンブルグ」(1985)のマルガレー…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ハンナアーレントについて興味が出たけど
本を読む前にとっつきやすいものからと思って
この映画を観てみた記録
凡庸な悪、
理解しようとすることと許すことは違う
なるほど、と思うことばかりだった
…
超〜〜〜カッコよかった!😭 最後の8分間のスピーチ、痺れた...。
周りが何と言おうと、強い信念と自らの思想を貫く哲学者達。本当に素敵...!
本物の裁判の映像を使っていてビックリした。斬新で面白…
悪は凡庸だからこそ、第二のアイヒマンが生じる危機的状況があって、その中で、ユダヤ系のアレントがあげた記事を、分析と本人の意思は本来遠いところにあるはずなのに、心ない言葉で集団的にバッシングすることが…
>>続きを読む 以前から観たいと思っていた作品を漸く鑑賞する機会を得た。なかなか重い映画であった。
本作はハンナが「イエルサレムのアイヒマン」を執筆したことと、執筆後のバッシングを受けたことを描き出すことが主…
【人間の条件😤】
『ブリキの太鼓』のフォルカー・シュレンドルフ監督の妻でもある、名匠マルガレーテ・フォン・トロッタ監督の戦後ドイツで悪の起源を探索したハンナ・アーレントの半生を地味に淡々と描いたも…