ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマンに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン』に投稿された感想・評価

4.5

すごい映画に出会ってしまった。。。

内容も知らず、劇場に足を運びました。
上映時間は3時間18分と長いです。
(ちょっとびっくり、国宝よりも長い)

私は好きです。“間”がたっぷりとあってセリフも…

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5.0

このレビューはネタバレを含みます

三面鏡にある写真立てのなかの男と首の動脈を刺された男がともにヒゲ面であるのが偶然でないように、おおよそ四時間の間、女の仕草すべてが演技であったことを考える。

:

50年早すぎた映画。

1975年ベルギー製作。2022年BFI (英国映画協会)のランキング1位です。首位常連の市民ケーンとかヒッチコックなど人類の遺産ド鉄板マスターピースを抑えての1位です…

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U
5.0
完璧なハウスキーピングで心の均整を保つおばさんの映画。夫はラストの意味がわからなかったらしい。私にはわかった。女性でわからない人はいないと思った。

好きですね。
こんな大胆な緩急の付け方をやってのけるシャンタル・アケルマン監督は案外大人しそうな見た目をしているのは、人は見た目で測れない面白さですね。分かりやすい刺激ばかりじゃ遊園地みたいなもので…

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み
5.0

・「観客に課せられた退屈こそが彼女の生そのもの」などのものものしいレビューを見ていたので、修行のような時間になるのだろうと身構えていた。確かにわたしもいやがらせのような時間の重みがワンアイデアをとび…

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Mica
4.2

Bunkamuraで鑑賞
久々に自分の中で映画の概念が覆された作品
最後のシーンのためだけにある単調な3時間、、、すごい、、、すごすぎる
映画の尺としてはかなりながいんだけど、そこがあってこそ、最後…

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milk
4.1

女性のちょっとした仕草、3日間で同じような生活に見え全然違う。息子に時々最初の方はいらいらしました。
赤ん坊の対比で母性が無くなったことだったり、ちょっとした習慣の変化がまじまじと見せつけられて怖か…

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体を売って生活する女性を淡々と3時間映し出す映画

彼女がだんだんと壊れていく姿が一切説明的に描かれていないにも関わらず、彼女の仕草や行動、表情から心情の変化が映し出される。異常に長いカットと物語ら…

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38
4.8
ルーティンにこだわり続けることで崩壊しそうな自分を保つ。そんな彼女の日常を客席から眺めるという忘れられない映画体験。ビジュアルにもなったジャガイモを剥くシーンで涙が出た。

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