好きですね。
こんな大胆な緩急の付け方をやってのけるシャンタル・アケルマン監督は案外大人しそうな見た目をしているのは、人は見た目で測れない面白さですね。分かりやすい刺激ばかりじゃ遊園地みたいなもので…
女にとって不吉なことは、すべて3日目に起こる。
ベルギー(もしくは知る由もないどこかの文化圏)には、そんな諺(ことわざ)が存在するのではないだろうか。そう思わせるような、静謐な力に満ちた作品。それ…
英国映画協会が10年ごとに発表する「史上最高の映画100」で2022年に1位になり、大きな注目と再評価を集めた作品。
夫と死に別れ、日ごとに違う男たちと情事を重ねることで自らと息子の生計を立てる…
・「観客に課せられた退屈こそが彼女の生そのもの」などのものものしいレビューを見ていたので、修行のような時間になるのだろうと身構えていた。確かにわたしもいやがらせのような時間の重みがワンアイデアをとび…
>>続きを読む『街をぶっ飛ばせ』(1968)
『家からの手紙』(1976)
『ゴールデン・エイティーズ』(1986)
『アメリカン・ストーリーズ/食事・家族・哲学』(1989)
『東から』(1993)
『ノー・ホ…
Bunkamuraで鑑賞
久々に自分の中で映画の概念が覆された作品
最後のシーンのためだけにある単調な3時間、、、すごい、、、すごすぎる
映画の尺としてはかなりながいんだけど、そこがあってこそ、最後…
女性のちょっとした仕草、3日間で同じような生活に見え全然違う。息子に時々最初の方はいらいらしました。
赤ん坊の対比で母性が無くなったことだったり、ちょっとした習慣の変化がまじまじと見せつけられて怖か…
体を売って生活する女性を淡々と3時間映し出す映画
彼女がだんだんと壊れていく姿が一切説明的に描かれていないにも関わらず、彼女の仕草や行動、表情から心情の変化が映し出される。異常に長いカットと物語ら…