ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマンに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン』に投稿された感想・評価

Anna
4.7

3日間をすべて見た気がする198分、
習慣の歯車が狂い出す瞬間の心の不安定さ
ひとつのものを落としたり電気を消し忘れるだけで絶望に近付くような感覚、になってた自分も

小さい頃スペインのおばさんの後…

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5.0

女にとって不吉なことは、すべて3日目に起こる。

ベルギー(もしくは知る由もないどこかの文化圏)には、そんな諺(ことわざ)が存在するのではないだろうか。そう思わせるような、静謐な力に満ちた作品。それ…

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規則的な生活の中でも少しずつ内面の不安定さ、感情の変化に気づく。じわじわと足もとからぬかるみに沈むような緊張感のある映画で3日目にして私の洞察力が極まった。
4.5
静かに淡々と家事をこなす主婦。

観ていて、徐々に彼女の生活リズムに心地良さを覚えてきた時に、段々リズムのずれが生じて、思い通りにいかない彼女の言動を注意深く観察したくなる映画
apple
4.2

日常の中の綻び

絶対に家で観ることができない作品だったので、映画館で見ることができて良かった。
毎日のルーチンワークが少しずつ崩れていくことで、今まで許容出来ていたことが急に出来なくなったりする事…

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5.0
映画という表現の歴史によって不均衡に描かれ失われてきた時間の肯定。映像表現の肝は時間のコントロールだって誰かが言ってた。

観ながら鶴三匹折った。
ka
4.9
生きていくことは日々生活の積み重ね、人の一生はその繰り返しの中で幸せをみつけていく作業...それが苦しく思えてくると、色んなことが突然崩壊するんだろうな

ネタバレ一切されずに観られたことに感謝
ナリ
4.3

このレビューはネタバレを含みます

几帳面で完璧主義なジャンヌの規則的な生活に、少しずつ歪みが生じて崩れていく様子が非常に鮮明に描かれており、その変化を味わう作品だと感じました。

1日目から2日目の途中までは、ジャンヌがずっとこの規…

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4.5

長尺でシングルマザーの生活ルーティンをこれでもかと見せつけられてからの3日目、少しづつルーティンのリズムが乱れ始める

勝手な解釈だけどコーヒー受け付けなくなったのって…あぁ…そういう事…
妹からの…

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どうすればいいかわからない
話せない
なぜか母親のことを思い出しながら見た
あんまり映画にこういう陳腐な感想を抱きたくないけど最近の毎日と重なる部分があって動悸がした

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