移民達は明るい希望ばかりではなく、止むに止まれぬ事情で海を渡ってくる。敬虔なカトリック教徒のポーランド移民エヴァを通して描かれるのは、1920年代のアメリカの光と闇。
グレイ監督はホアキンとマリオ…
【この手の映画は大体退屈なんですが、魅せ方が上手いのか結構引き込まれました。】
監督は、ジェームズ・グレイ。
10本弱の映画製作をされた方のようです。
主演にマリオン・コティヤール(当時38歳)は、…
“Keep your head.”
奪い、求め、傷つけて、けれど慈しみ、しかし騙り、まだ信じることをやめず、怒りと共にあり、ときに慰め、悲しみ、手放して──それでも、それすら。愛ゆえに祈るのだと。…
ラストカットの流麗な同一ショットえぐっ、、素で何回も「うーわっ」って声出た。しかも、中央に位置する壁の模様が冒頭の自由の女神の残像のように思えたので「まさか」と思って巻き戻したら配置に一寸の狂いもな…
>>続きを読む20年以上前のNY旅行で、エリス島とそこにある移民博物館を訪れた。ここにはもともと移民局があり、当時はこの島からアメリカに上陸したということだった。ただ、あまり印象に残らず、本作を観るまでそのときの…
>>続きを読む1921年、幸せを夢見て渡米した移民女性が過酷な現実で苦悩する姿を描く。
戦火で父母を殺されポーランドから一緒に来た妹とも引き離され、冒頭から可哀想で胸が痛んだ。
送還されるよりはマシだったかもし…
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